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2009年6月30日

全日本実業団50年

 7月8日から愛知県名古屋市の枇杷島スポーツセンター、中村スポーツセンターの2会場を利用し、全日本実業団選手権が開かれます。
 この大会は今回が節目の50回。1961年(昭和36)、広島で開催された男子の第1回大会は11人制で行なわれたと聞けば、その長い歴史が実感できることでしょう。
 この第1回大会を制したのが大崎電気。
 ハンドボールに限らず、実業団スポーツはその時代背景や会社の状況が大きく左右されるもの。全日本実業団選手権の歴史を紐解くと、女子の12ある歴代優勝チームのうち、9チームもが廃部や休部を余儀なくされているという厳しい現実があります。
 それを思えば、第1回から第10回までの10連覇など、輝かしい歴史を残した大崎電気が、50回目の今回も登場する、というのはとても意義深く、価値あることだと思います。
 「実業団スポーツは曲がり角に来ている」と言われて久しく、全日本実業団連盟自体も日本リーグ機構との統合といった話も出ている現在ですが、まずは50回の長い歴史をかみ締めながら、間もなく始まる選手たちの熱い戦いを見守りたいと思います。
 なお、7月号の大会ガイドで書きもらしてしまいましたが、7月11日(土)、12日(日)の両日は、有料開催となります。入場料は一般・大学生が1,500円、中学・高校生が1,000円(1日のみ有効)、小学生以下は無料となっています。


カテゴリー: 実業団
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