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2009年12月11日

世界女子選手権1次リーグ終了

 第19回世界女子選手権の予選リーグが終了、残念ながら日本はハンガリーに28-35と敗れてCグループ4位となり、メインラウンド進出はなりませんでした。
 ここまで1勝1分2敗の日本は、2勝2敗のハンガリーに勝てば3位となるとあってスタートから気合い充分。ハンガリーに先行されたものの、佐久川、藤井、植垣、GK田代選手らの活躍で必死に食らいつき、前半は14-15と1点差で折り返し、後半も懸命の戦いぶりでハンガリーを射程距離に捕らえていました。
 しかし、残り10分を切ったあたりからディフェンスの足が鈍ってハンガリーの力強い攻撃に連続して得点を奪われ、勝機を見出すことができませんでした。
 前半を17-17の同点で折り返したルーマニア戦もよく似た展開。45~50分間は互角に近い戦いができるものの、60分トータルとなると力の差が出てしまい、改めてヨーロッパとの壁を実感する結果となってしまいました。
 それでも、ここまで5試合トータルで32得点をたたき出した植垣選手が、日本のエースにふさわしい働きぶりをみせているのが今後の光明と言えるでしょう。同期の藤井、東濱選手らとともに、ますますの活躍を期待したいところ。そして、彼女たちに続く世代の成長が待ち望まれます。
 そのほかで注目していたAグループは①デンマーク②フランス③ドイツの順でメインランド進出。昨日デンマークに勝利したスウェーデンはフランス、ドイツと同勝点で並びながら当該間成績により4位、大会初日にフランスに勝ったブラジルは健闘むなしく5位となり、日本らとともにプレジデントカップに回りました。
 また、Dグループは全勝同士で対戦したスペインと韓国が激闘を演じ、スペインがわずか1点差で勝って1位通過を果たしました。韓国のスピードとテクニックに対し、スペインの力強い突進力が光っていました。
 本日は休息日でメインラウンドは12日から始まります。さらにレベルの高い戦いが相次ぐのは必至。さてファイナル4に勝ち残るのはどの国でしょうか。日本のプレジデントカップでの奮戦にも期待をつなぎたいところです。
 ※写真はハンガリー戦での植垣選手(IHF)


カテゴリー: 日本代表
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