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2010年11月5日

アジア大会記者発表

まもなく広州アジア大会が開幕します。
それにともない、11月2日に公開練習、記者会見が行われました。
男子は、疲労回復を目的とした、割と軽めな練習で、アップ、パス練習、キーパー練習、2対2の攻防、6対6の攻防などのメニューをこなしました。
女子は、うって変わって、非常なハードなトレーニングをしていました。
まずはアップのあとにダッシュ、筋力、スタミナ強化、メンタル強化を目的としたサーキットトレーニング。

これが、非常にしんどそうでした。
ただ、見ているだけの私の方が、
気持ち悪くなりそうなほどの、ハードさ。
選手たちは、半分やけくそになりながら、声を出し合い、しっかりとこなしていました。
そのあとは、1対1などDFに力を入れたトレーニングをして終了。
この日の男子は軽めでしたが、公開していない日にはきっと男女ともに厳しいトレーニングを積んできていることでしょう。
1回、1回の練習が戦いなんだな、とつくづく感じました。
練習後は、記者会見が行われました。
その模様をダイジェストで報告いたします。
ハンドボール代表チームの団長を務める川上憲太専務理事。
「前回のアジア大会のメダルの数は中国、韓国、日本の順で日本は3位。いきなりの1位はムリだとしても、2位と3位の逆転は今大会で可能ではないでしょうか。それには、ハンドボール男女代表2チームのメダル獲得があれば、果たせると確信しています。日本のハンドボールがアジアナンバー1の座に返り咲くことを大きな目標に、応援してくださる多くの方の期待に応えたいと思っています」
女子日本代表 黄慶泳 監督
「北京予選後スタートさせたこのチームですが、ロンドンオリンピックを最大の目標として歩んできました。私のめざすハンドボールは人とボールが動くハンド。スピード、スタミナ、テクニックを軸に最初の2年間は骨格作りに努めました。そして、今年は、来年に迫るオリンピック予選に向けて、プレーのの細かい約束事や対戦相手にタイする戦術作りに取りかかっています。アジア大会はオリンピックを意識する上でも非常に大きな意味を持つ大会です。必ず優勝しなくてはならない。金メダル以外はない、それくらいに思っています。ここまで選手たちが努力してきたものを形にして、アジア1位となり、オリンピック予選に結びつけたい。オリンピックは国民のみなさんの大きな関心事でありますので、おおいにアピールしたい。まずは、アジア大会で選手たちがかける想い、日本のスピリットを示し、日本のハンドボールへの確信を深めたい」
藤井キャプテン
「今、日本には接戦を勝ちきる力が欠けていたので、このアジア大会でも厳しい戦いが多くなると思いますが、チームワーク、結束力で戦い抜き、勝ちたいと思っています。韓国が最大のライバルとなりますが、日本は守って速攻を起点に試合ができれば、自分たちの流れに持ち込めると信じています」
質疑応答
――上町選手がケガで離脱しましたが、7mTのシューターはどう考えていますか?
黄監督
「上町のケガは非常に残念ですが、所属チームで7mTを任されている選手も多いので、そこまで危惧していない。藤井、植垣、早船らに任せたい。それでも試合になれば、意外性のある起用も必要になるかもしれませんね」
――同グループの北朝鮮、中国について
黄監督
「北朝鮮は国際大会に出ることじたいが少ないですし、情報が非常に乏しいのが現実です。釜山のアジア大会の時とアジア選手権で2回出ているはずですが、私も当時コーチとしてスタッフに入っていましたから、どういうタイプのチームかは、ある程度把握しています。社会主義国家という側面もあり、忠誠心のあるチームです。国や生活をかけた精神力の強さが特徴。非常にハードワークでスピードは日本、韓国以上のものがあるでしょう。気力で負けないようにしないといけないでしょう。
 中国に関しては、オリンピック、世界選手権を地元で開催し、結果を出してきたチームです。予選リーグの大きな山場ととらえています」
――山場となる中国戦、大型選手のOFに対して日本はどのようなDFをイメージしていますか
黄監督
「日本は体格では絶対に勝てないので、スピード、機動力を使ったDFで対抗することを考えています。中国は大きいですが、個人のテクニックではなく、チーム全体でその高さを活かすプレーが上手です。ですので、日本はオフェンシブなDFで中国に組織でプレーをさせず、極力、個人の力でどうにかしなくてはならない状況を作り出すことが大事になってきます」
――意気込みを
藤井キャプテン
「しっかりと自分たちの課題を持って、まずは予選リーグ突破し、チーム一丸となって優勝に向けて、勝ち抜いていきたいです。応援してくれる方にいい報告ができるようにしたいです」
続いて男子の会見。
日本男子代表 酒巻清治 監督
「日本はアジア大会でまだ金がありませんので、今回はその金をめざしたい。9月~10月にかけて3回の強化合宿を行ってきました。着実にチームビルドされてきたという印象です。チームのまとまりに関しては、ベテランもいたり、過去にこの大会を経験してきたものも多いので、安心して任せています。オリンピック出場を勝ち取ること、アジアで№1になることは並大抵の気持ちではダメ。チームをしっかり鍛え上げていきたい」
末松誠キャプテン
「チームが一丸となって優勝し、1月の世界選手権も見据えて、世界に通用するハンドボールをめざしたい。僕たちの最大の目標はオリンピックなので、そのためには、今、どうするか、ということを考えたい。キャプテンとしてしっかりチームを引っ張り、期待に応える戦いをしたいです」
宮崎大輔選手
「ここにくるまでに、多くの選手がふるい落とされてきました。そのメンバーたちが『僕らがプレーした方が良かった』と思われないように、ここにいるメンバーでしっかり戦い、アジア大会で金メダルを獲得できるようにがんばりたい」
質疑応答
――宮崎選手はチームでどんな役割を?
宮崎選手
「アジア大会は今回で3回目。はじめての選手も多いし、僕はその経験を活かしてプレーでチームを引っ張っていくようにしたい。できることをやるだけです」
――今大会の位置づけ、課題は?
宮崎選手
「1月に世界選手権、来年はオリンピック予選が控えているので、今大会でなんとしてもアジア1位になって、自信をつけたい。そのためには、もっともっとチームを高めていかないと行けない。自分自身、いろんな挑戦したい」
――ベテランになると思いますが、チームの中で宮崎選手はどういう役割ですか
宮崎選手「コミュニケーションはしっかりとれてます。でも、年上だから、という部分はありません。下の子が積極的に声をかけたり、チームを引っ張ってくれることもあるので、同じだと思います。いっしょになってチームのムードを盛り上げていきたいと思います」
――前回の大会は中東の笛などがありましたが…
酒巻監督
「前回は大荒れだったと聞いています。しかし、今回は、そこまであからさまなことはできないでしょう。カタールで2月にアジア選手権があったときは、カタールに4人のクロアチア人が国籍を変えて出場していました。それがそのままのメンバーで来るのか、別のメンバーになるのか、非常に読みにくい。予選の大きなカギとなる試合です。
 サウジアラビアはアジア選手権で2回対戦しており、絶対的なエースを擁するチームで多少、手を焼きましたが、当時DF、OFと今の日本代表のDF、OFを考えれば、こっちの方が勝っていると思います。トータルの力で戦いたい。6:0DFの他に別のDFも用意している」
――とくに成長した部分は?
「OFに移行するところが非常にスピーディーになった。ボールをとって攻撃を開始する一連の動き。2月の時点では、勝利にこだわるあまりに、詰めた練習ができなかった。DFがアル程度形になってきたのでOFにも充分力を注げるようになったのが、大きな成長です。
 組織の中で個々の色を出しつつある、おもしろチームになりました」
――坪根選手は4回目の大会ですが、以前までのチームと今回のチームの違いは?
「12年前のバンコク大会は、自分も若かったこともありますが、うまい選手が多かったという印象があります。今回は非常に若さもありますので、勢いのあるチームだと思いますね」
選手たちの健闘を祈りましょう!


カテゴリー: 日本代表
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