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2008年5月23日

最終予選対戦国①~クロアチア~

目前に迫った世界最終予選では、日本代表は30日からクロアチア、アルジェリア、ロシアの順に対戦することになります。
本誌6月号でも対戦国の予想メンバーやプレビューも載せていますが、ここでも少し対戦国の紹介をしたいと思います。
まずは初戦で戦うクロアチア。
03年・世界選手権(ポルトガル)…優勝
04年・アテネオリンピック(ギリシャ)…優勝
05年・世界選手権(チュニジア)…準優勝
07年・世界選手権(ドイツ)…5位
08年・ヨーロッパ選手権(ノルウェー)…準優勝
と素晴らしい成績を近年の国際大会で残しており、これらの大会を経験した選手の多くが名を連ねることが予想されます。
世界屈指の名手・バリッチ(右写真・現在はロングヘア)を筆頭に、高い得点能力を持つサイドプレーヤー・ジョンバ、202cmと恵まれた体格で、走力も併せ持つポスト・ボリらヨーロッパの各リーグで活躍するメンバーがズラリと顔を揃え、日本が属する第3グループでは頭1つ抜けた存在と言えるでしょう。
初戦でこのチームと対戦することが吉と出るか凶と出るか。
戦前の下馬評は圧倒的にクロアチアが有利ですが、クロアチアがメンバーを落としてくることも考えられます。
スキをついてどれだけ日本のペースに持ち込めるのか。酒巻監督がめざす早い展開のゲームを出だしから仕掛けられれば勝機が見えてくるかもしれません。
一番のポイントは、もちろんDF。守れずして速攻は出せません。坪根、松村、四方のGK3選手の誰がメンバーに残るにしろ、彼らのビッグセーブと、集中力を切らさずにDFで守れるかどうか。
最近では05年の世界選手権・予選リーグで対戦し、後半4分17-17と食らいついたものの、そこから一気に突き放されて25-34で敗れています。
この試合にメンバー入りしていた選手で今のチームに残っているのは坪根、永島、豊田、宮﨑の4選手。クロアチアもそうメンバーは大きく変わっていないことが予想される中、彼らの経験も活かし、幸先の良いスタートを切りたいところです。


カテゴリー: 日本代表
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