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2016年3月22日

ハンドボールでつながる想い 第5回HAND to HAND

2011年3月11日の東日本大震災から5年、今年も被災地復興の想いを込めた「共創未来 HAND to HANDチャリティートーナメント」が3月21日に開催されました。
5回目となる今回は、第2回以来となる神奈川・横浜国際プールを舞台に行なわれました。

 

復興支援として福島の石川中(男女)を招待し、また昨年9月に大雨の被害を受けた茨城県常総市からもスポーツ少年団水海道ハンドボールクラブ(男女)が出場しました。

 

小学生男子・女子、中学生男子・女子と4つのカテゴリーに分かれ、熱戦を展開。勝ち上がったチームがドリームチームに出場できるとあって、選手たちの表情は真剣そのものでした。
試合の途中には、大会のテーマソング『HAND TO HAND』を歌うFis blockのライブが行なわれるなど、時間とともに会場の熱気は増していきました。

公式ソングを熱唱するFis blockのSoulさん(左から2人目)とRyope(右)さん

公式ソングを熱唱するFis blockのSoulさん(左から2人目)とRyope(右)さん

 

 

それぞれのカテゴリーを勝ち上がったのは川口ハンドボールクラブ(小学生男子)、水海道ハンドボールクラブ(小学生女子)、チーム茨城(中学生男子)、東京選抜2015(中学生女子)の4チーム。
この4チームがドリームチームとの試合に挑みました。

ドリームチームとの試合を控える選手たちは元気いっぱい

ドリームチームとの試合を控える選手たちは元気いっぱい

 

 

ドリームチームは、芸能界きってのハンドボール好きである俳優の西村和彦さんを筆頭に、お笑い芸人のマサ ナカジマさん、歌手の真崎ゆかさん、ものまね芸人のニッチロー’さんが参戦。さらに常総市ふるさと大使を務めるお笑い芸人の赤プルさんも参加しました。キャプテンのお笑いコンビ・ザブングルの加藤歩さんが仕事で“欠場”したため、ピンチヒッターとしてお笑い芸人・THE石原さんが登場。また、日本リーグ・大崎電気から宮﨑大輔選手、豊田賢治選手、岩本真典監督の3人と、佐久川ひとみさん(元オムロン、元日本代表)がドリームチームに加わり、豪華なメンバーで中高生を迎え撃ちました。

初参戦の赤プルさん(左)は地元・常総市への思いを語り、被災地支援を呼びかけた。右はナビゲーターを務めた柴田聡さん

初参戦の赤プルさん(左)は地元・常総市への思いを語り、被災地支援を呼びかけた。右はナビゲーターを務めた柴田聡さん

 

チャリティー大会ですが、この試合も全員真剣で大人も子ども関係なし。とくにドリームチームは過去4戦すべて勝利しており、今年も2m近い岩本監督をポストに入れるなど、勝ちにいく姿勢を強く見せました。50才を迎える西村さんのエネルギシュなプレーや宮﨑選手の豪快なシュードなどでドリームチームが33-27と5年連続で勝利しました。
小中学生は敗れたものの、普段は体験できない貴重な経験ができたということで終始楽しい表情を見せていました。

ドリームチームのゴールを守ったのはニッチロー'さん。中学時代は野球部でなくハンドボール部に所属していた

ドリームチームのゴールを守ったのはニッチロー’さん。中学時代は野球部、ではなくハンドボール部に所属していた

大人も子どもも全員が真剣だからこそ試合は盛り上がる

大人も子どもも全員が真剣だからこそ試合は盛り上がる

 

 

あっという間に全試合が終わりましたが、ほかでは見られないイベントが盛りだくさんで、見ている人もプレーしている人も元気づけられたことでしょう。閉会式では、来年、第6回大会が開催されることも発表されました。

最後は招待チームと勝ち上がった4チームで記念撮影。笑顔で大会を終えた

最後は招待チームと勝ち上がった4チームで記念撮影。笑顔で大会を終えた


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