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2014年10月2日

日本は韓国に完敗 2大会連続の銀メダル

アジア大会・ハンドボール競技12日目の10月1日、女子の3位決定戦と決勝戦が行なわれました。
3位決定戦はカザフスタンと中国が銅メダルをかけて戦い、カザフスタンが接戦を制しました。
カザフスタンはエース・アレキサンドローバを中国に抑え込まれたものの、サイドのヴォルヌキーナがスピードを活かして活躍を見せ先行します。中国は粘り強いDFで最後まで互角の戦いを見せますが、最後は27-26でカザフスタンが中国を振り切り、銅メダルを手にしました。
カザフスタンの得点源アレキサンドローバは、この試合では徹底的なマークにあった
続く決勝は日本と地元・韓国が激突しました。
予想どおり、会場は韓国の応援団で大盛りあがり。歓声が大きくプレー中の意思疎通が難しいほどでした。
日本はこの試合も、これまでずっとモットーとしてきた「トータルモビリティー」を意識して臨みましたが、出だしから警戒していたサイドからの失点が続き、相手のペースに飲み込まれます。
韓国のスピードや洗練されたボールさばき、身体の使い方の前に、日本の持ち味であるアグレッシブなDFは攻略されてしまいました。
武器を奪われた日本は、OFでも思うように攻め切れずに苦戦。5-17と大差をつけられ前半を終えます。
後半は石野の果敢なプレーや、交代で入ったサイドの勝連の2連打などで流れをつかみ、立て直しを図りますが、前半の差は大きく、ベンチメンバーを投入した韓国に対して後半スコア14-12と上回るのが精一杯。前回大会に続き、日本は銀メダルとなりました。
石野のプレーは日本を活気づけた
主将の本多は「持ち味を出し切れないということは、それだけの実力だということ。ここはゴールじゃない。本番のリオデジャネイロ・オリンピックの予選に向けて課題が明確になった。韓国を倒さないとさらに上にはいけないので、もう1度やるべきことを見直したい」とコメント。
この大きな悔しさが意味のあるものだったかどうか、来年のオリンピック予選で明らかになります。
ここからは表彰式での選手の笑顔をどうぞ。また、10月20日発売の弊誌11月号で詳細をリポートしますので、そちらもぜひお買い求めください。
本日の10月2日は男子3位決定戦、決勝戦が行なわれます。
16:00 3決 イラン-バーレーン
18:00 決勝 韓国-カタール


日本協会ホームページ
http://www.handball.jp/games/2014/asian_games/2014asian_games17th.html
大会ホームページ
http://www.incheon2014ag.org/index


カテゴリー: 世界, 日本代表
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