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2009年7月21日

ワールドゲームズ結果

 台湾・高雄市での第8回ワールドゲームズのビーチハンドボール競技(7月18~20日)に出場した日本女子は8ヵ国中7位という成績でした。
 日本リーグ勢から8人をピックアップして臨んだものの、やはりビーチ専門のトッププレーヤーがズラリと並ぶ各国に対してキャリアの差が歴然としていた感じです。
 タイとの初戦は、第1セットを先取されて迎えた第2セットで12-11と競り勝ち、ゴールデンゴール(シュートアウト)に持ち込んだものの、2点のピルエットシュートを駆使したタイに6-10と突き放され、その後は強豪・クロアチア、イタリアの前に大差をつけられて予選リーグB組4位に甘んじました。
 それでも決勝トーナメント1回戦ではA組1位のブラジルに第2セットは9-11と肉薄、7-8位決定戦では初戦で苦杯をなめたタイから2セットを連取して雪辱を果たし、最終戦を飾りました。
 出発直前の千葉での短期合宿では、初めてのビーチハンド体験に「ぜんぜんわからない」と戸惑いを隠せず、砂場に足をとられてジャンプもままならなかった選手たち。ようやく大会終盤になってから「ビーチハンドの格好がついてきた」と言えるでしょう。
 今回はなにもかも準備不足で世界に圧倒された日本女子でしたが、せっかく強化路線を打ち出したのですから、今後も継続して最低限の練習を積んで次なる大会に臨んでほしいと思います。
 以前、日本リーグ所属のシャトレーゼ(2004年に休部)が積極的にビーチイベントに参加していましたが、そんな日本リーグチームや大学チームが現れていいとも思っています。なにせ砂浜でのプレーは足腰の強化にはもってこい。リフレッシュにも大きな効果があるのは間違いないでしょうからね。
 なお、女子優勝は予選リーグで優勝候補のクロアチアを2-1で下したイタリアが、そのまま勢いに乗って決勝に進出。再びクロアチアとの対決となった女王決戦は、セットオールからまたしてもイタリアがゴールデンゴールを制して栄冠を獲得。男子はブラジルが一段抜きん出た強みを発揮して優勝を飾りました。
 写真(台湾通信提供)はタイとの初戦の2セット目。ビーチハンドは、このようにジャンプボールから試合が始まります。


カテゴリー: 日本代表
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