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2015年7月31日

海外遠征前に課題の見直し 日本女子代表強化合宿リポート

7月22日にもお伝えしましたが(その時のブログはこちら)、日本女子代表は東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで7月14日から強化合宿を行なっています。
日本女子代表が8月4日からのヨーロッパ遠征に旅立つ前に、再びトレーニングのようすを取材してきました!

 

この日は、OFの確認を重点的に行ないました。おりひめジャパンの代名詞となったアグレッシブなDFは、周囲からの評価も高く日本の武器と言えるほど確立されてきただけに、攻撃力をあげることはリオデジャネイロ・オリンピック予選に向けて重要なポイントとなります。

 

DFなしのボール回しや、攻防練習の中で、身体の向きや目線、ポストの位置、シュートに行く前の動き、動き出しの1歩など細かなところまで意識。「遠征から帰ってきたら、もう本番(10月20~25日のリオ・オリンピック予選)まで、高いレベルで、やってきたことが通用するか確認したり、試したりできない。だから今は、課題と向き合ってできることをやっていきたい」と飛田選手が話したように、本番前最後のヨーロッパ遠征でハイレベルなプレーを試せるように、「今のパスはもっとこうして」、「今ここのスペース空いてたよ」、「そこやられたらダメだよ」と選手たち自身で声をかけ合い入念に動きの確認をしていました。

DFをスキをついた東濱(中央)。やられた! という表情を見せる本多(左)と横嶋(か)

DFをスキをついた東濱(中央)。悔しい表情を見せる本多(左)と横嶋(か)。厳しい練習の中でもハンドボールのかけひきを楽しんでいる

 

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栗山監督の指示を受けながらシュートを打ち抜く塩田

 

ゴールキーパー陣もコーチがついてしっかりトレーニング

ゴールキーパー陣もコーチがついて充実したトレーニングを行なった

 

最後にはランニングトレーニングを行ないました。外用シューズを準備する選手たちでしたが、この日は気温だけでなく湿度も高い猛暑日で、熱中症指数も厳重警戒の暑さだったため、ラントレは室内で行なうことに。

ハンドボールコートが2面取れる体育館を最大限に利用して、ダッシュとジョグを繰り返しました。最初は体育館を斜めにダッシュ。さらにコーンをおいて、切り替えすポイントを入れるなど、コートの広さは限られていながらも工夫されたメニューの中で、苦しそうな表情を見せながらも、自分を追い込む選手たち。
技術や戦術の向上だけでなく、こういった体力トレーニングも最後まで重要な練習の1つです。

辛いラントレも全員でやり切る

辛いラントレも全員でやり切る

 

最後は「お疲れ!」と声をかけ合いハイタッチ

最後は「お疲れ!」と声をかけ合いハイタッチ

 

このあとは8月3日まで国内合宿。8月4日~18日はハンガリーとデンマークに遠征し練習ゲームやトレーニングを行ないます。

 

【第5回合宿参加メンバー】
横嶋かおる、石野実加子、塩田沙代、横嶋彩、角南唯(北國銀行)、藤間かおり、東濱裕子、永田しおり、相澤莉乃、白石さと(オムロン)、田中美音子、飛田季実子、本多恵、錦織新、川村杏奈(ソニーセミコンダクタ)、松村杏里(広島メイプルレッズ)、原希美、池原綾香(三重バイオレットアイリス)


カテゴリー: 日本代表
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