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2009年10月19日

大満足のドイツ小旅行

 短い期間でしたがドイツに滞在して本場のハンドボールを目の当たりにしてきました。
 ブンデスリーガ2部のアウェで活躍中のShinこと植松伸之介選手の勇姿を見ようと10月14日のホームゲームに足を運んだのです。そして、地元サポーターの盛んな声援の中で果敢にプレーをしていたShinを写真に収め、本場の空気を堪能できて大満足!
 ドイツで10年目のシーズンを迎え、すでにベテランの域に達しているShinでしたが、終始足を止めないアグレッシブな攻守でコートを走りまくる姿は感動もの。それでいて4本の7mスローをすべてピシャリと決めるなど冷静なテクニックプレーもキラリと光っていました。
 チームの勝利に貢献して大きな拍手と歓声を浴びるShinに、同じ日本人として誇らしい気持ちになったのは言うまでもありません。
 また、同じドイツ女子リーグのリーザ、そして現在のツヴィッカウに在籍して6年目のシーズンを迎えた内林絵美選手に会えたこともうれしいことでした。
 残念ながら、ドイツに到着した日の彼女の試合は観戦できなかったのですが、チーム最多の8得点をマークして地元紙にも大きく取り上げられました。ちなみに新聞の見出しは「“Bonsai-Taifun”がホールいっぱいに吹き荒れた!」というもの。
 「Bonsai」とは盆栽、「Taifun」は台風のことで、ともにドイツではポピュラーな言葉だとか。ちっちゃな内林選手の元気あふれるプレーを表現するにはピッタリ!と言えるかどうか…。ともあれ、ドイツの目の肥えたファン、マスコミから大きな支持を得ているのは間違いありません。
 今後も2人の活躍に注目しつつ、日本から熱い応援エールを発信していきたいと思います。
 12月号では、そんなShinのクローズアップを中心に、内林選手の奮闘ぶり、そしてドイツで発見した未来の世界的エース、ドイツ女子代表の新鋭左腕アタッカーとして注目を集めるスザンヌ・ミューラー選手(21才)へのインタビューなども含めた現地リポートをお届けしますのでお楽しみに。
 写真は㊤がドイツファンの前でプレーする植松選手と㊦がドイツ期待の新鋭アタッカー、ミューラー選手と笑顔で並ぶ内林選手


カテゴリー: 本誌
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