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2013年7月30日

高校生の夏、佐賀インターハイ開幕!

今日から8月4日まで、高校生最大のイベント・インターハイが開催されます。
今年の舞台は佐賀県。2007年以来6年ぶりの開催になります。
競技に先がけ、29日に佐賀市文化会館で開会式が行なわれました。
出場全チームの紹介や前年度優勝の男子・岩国工(山口)、女子・高松商(香川)による優勝旗返還などのあとは、選手宣誓に。
大役を務めたのは、佐賀清和の渕上直登選手と神埼清明の古賀優奈選手の2人です。
         選手宣誓をする古賀優奈選手(左)、渕上直登選手
果たして、8月4日の決勝の舞台に立つのはどのチームになるでしょうか。
また、開幕に合わせて、弊誌8月号のインターハイALL GUIDEに掲載した大会展望を公開します。
【本誌8月号P17より】
2013佐賀インターハイ大会展望
最後に笑うのはどのチームか
男子展望
序盤から好カード多し
いよいよ高校生の夏が開幕する。
男子から見ていくと、3月のセンバツで初の全国制覇を達成し、今大会も優勝候補の不来方(岩手)が左上のブロックに入り、法隆寺国際(奈良)と呉工(広島)の勝者と初戦となる2回戦を戦う。しっかりと勝ち切り、勢いに乗りたいところだ。
ほかにも監督交代で新たなスタートを切った小林秀峰(宮崎)や、センバツで不来方を苦しめた横浜創学館(神奈川)、昨年準優勝の興南(沖縄)らが控える。不来方の春夏連覇を阻止できるだけの力を持つチームばかりだ。
左下ブロックでは、高岡向陵(富山)とセンバツ8強の高山西(岐阜)が1回戦で顔を合わせ、さらにその勝者が春4強の香川中央(香川)との対戦と、まさに激戦となる。
関東王者・藤代紫水(茨城)、長崎日大(長崎)も上位候補だ。また37年ぶりの出場となる坂城(長野)の活躍にも注目したい。
右上ブロックでは、東海王者・愛知(愛知)、九州王者・大分雄城台(大分)のブロック大会王者に加え、浦和学院(埼玉)、洛北(京都)ら有力校と、シード校の桃山学院(大阪)が揃う激戦区になった。どのチームが抜け出してもおかしくはない。
センバツ準優勝の北陸(福井)は右下ブロックのシード校だが、昨年の王者・岩国工(山口)との初戦になる可能性がある。実現すれば、大会屈指の好カードが2回戦で見られることになる。関東の実力校、富岡(群馬)や駿台甲府(山梨)にもチャンスは充分。
地元勢の佐賀清和(佐賀)は1回戦で彦根東(滋賀)と、神埼清明(佐賀)は2回戦で松山工(愛媛)と境港総合技術(鳥取)の勝者との対戦になる。両校とも1つでも多く勝ち進み、大会を盛り上げたい。
優勝を手にするには、佐賀の暑さをしのぎながら、6日間戦い抜けるかがカギとなる。勢いだけではない、確かな実力が求められる夏舞台で、栄光に輝くのはどのチームなのか。
女子展望
カギを握る高松商
女子のトーナメントに目を移すと、なんと言っても春の女王・佼成女(東京)と、昨夏の覇者・高松商(香川)が入る左上ブロックの存在がめだつ。両校が順当に勝ち上がれば、3回戦で激突することになり、大きな山場となる。
また、昭和学院(千葉)ー宮崎学園(宮崎)、熊本国府(熊本)ー高水(山口)と1回戦から好カードが多い。伝統校の夙川学院(兵庫)も控えており、佼成女と高松商の進撃を止めようと激しい戦いが見られそうだ。開催地枠での出場となる佐賀清和(佐賀)は巻(新潟)との初戦に挑む。 
左下ブロックでは、28年連続出場の聖和学園(宮城)や最多54回目の出場となる水海道二(茨城)、さらに8回の優勝を誇る小松市立(石川)らが揃う。今春のセンバツで高松商を下した大分(大分)は、1回戦で和歌山商(和歌山)との対戦に。初出場の高津(神奈川)は昨夏ベスト4の飛騨高山(岐阜)との初陣となった。その勝者を東北女王・学法福島(福島)が待ち構える。
右上ブロックはセンバツ4強の星城(愛知)が一歩リードするものの、油断は大敵。彦根翔陽(滋賀)と日川(山梨)の勝者との初戦できっちり勝ちを収めたいところだ。名門・洛北(京都)は札幌月寒(北海道)との1回戦で勢いに乗り、上位進出をめざしたい。地元・神埼清明(佐賀)は土佐(高知)と初出場の上田染谷丘(長野)の勝者との対戦になった。県予選で激闘を制した埼玉栄(埼玉)もおもしろい存在だ。
U−19代表としてアジアジュニア選手権を経験したエース北原を擁する高岡向陵(富山)は右下ブロックに入る。センバツ準優勝チームに対する周囲の評価は高い。
その高岡向陵に加えて、毎年安定した成績を残す四天王寺(大阪)や、アグレッシブなDFが持ち味の那覇西(沖縄)も有力候補。那覇西は初戦で松江南(島根)に勝利すれば、2回戦で高岡向陵と対戦する。
男子同様、女子も夏の暑さと湿気に打ち勝ち、その中で攻守に安定した力を見せられるかが、上位進出の大きな要素になる。 春のセンバツで力を示した全国常連校だけでなく、復活、新鋭校にも躍進のチャンスがある大会となりそうだ。
インターハイの詳細日程などは、日本協会ホームページをご覧ください。
           優勝旗を得るのはどのチームか


カテゴリー: 高校
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