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2014年3月3日

ANA CUP 第38回日本ハンドボールリーグ・プレーオフ記者発表会

ついに3月8、9日に迫った今シーズンの総決算、日本リーグ・プレーオフ。
決戦まで一週間を切った3月3日、東京・渋谷の東武ホテルにて、出場チームの監督、選手合わせて16人が参加した記者発表会が行なわれました。
まず、各チームの監督、選手がレギュラーシーズンを振り返り、さらにプレーオフへ向けての意気込みを述べました。
【女子】
レギュラーシーズン1位 オムロン
黄慶泳ヘッドコーチ
総合力が高まり、選手も成長してレギュラーシーズンで1位を勝ち取ったことは、自信となった。メンタル面は充実しているので、あとはオムロンらしい戦いぶりを見せて一戦一戦やって3連覇をめざす。
(今年から1位通過でも準決勝を戦うことについて)1位の影響力がどこまで出るか。試合内容はそこまで有利な状況ではない。
メンタル面は充実している。選手たちに1位通過の自信がある。
藤井紫緒選手
レギュラーシーズン1位に満足せずにプレーオフではしっかり戦いたい。準決勝でまずはしっかり戦って、決勝に向けての準備ができればと思っている。また、自分のシュートで流れを変えるようなプレーを見せていきたい。
(準決勝を戦うことについて)疲れが出ると思うけど、雰囲気に慣れるのは大きい。でもまずは決勝へいきたい。
レギュラーシーズン2位 広島メイプルレッズ
呉成玉監督
レギュラーシーズンでは3つのDFをうまく使えたことに満足している。プレーオフでは緊張したりせず、メイプルの良いところを出して、楽しくハンドボールをやりたい。
高橋佑奈選手
レギュラーシーズン最終戦で北國銀行に敗れたことで、課題が見えた。プレーオフ前に課題が見つかったので修正して大会に臨みたい。大舞台でプレーできることにワクワクしている。自分自身は得意の速攻を活かして活躍したい。
レギュラーシーズン3位 北國銀行
荷川取義浩監督
今季は大幅にメンバーが入れ替わり、若いチームになった。それでもよくがんばり、プレーオフ進出を決めてくれたので、その勢いで戦いたい。また、持ち味の守ってからの速攻を試合でも披露できればと思う。
横嶋かおる選手
ベテランの選手が多く引退して、経験値の少ない選手ばかりになったけれども、それでもやれるんだというところをプレーオフでは見せたい。これまでは決勝で悔し涙を流すことが多かったが、今回はうれし涙で終えたい。
レギュラーシーズン4位 ソニーセミコンダクタ
小薮憲次監督
今年から女子も4位までプレーオフに出場できるようになったことで、拾われた。ソニーは大きい選手や大砲はいないけれど、OFでもDFでも持ち前の機動力を発揮できれば戦えると思っている。
高橋恵選手
東京出身なので、毎年東京で行なわれるプレーオフは憧れだった。そんな舞台で戦えることは自分にとって誇りだし、子どもたちに自分のような小さな選手でも大きな舞台で活躍できるんだということをアピールしたい。
女子チームの監督たち。左から広島メイプルレッズ・呉監督、オムロン・黄ヘッドコーチ、北國銀行・荷川取監督、ソニーセミコンダクタ・小薮監督
それぞれのチームを代表して記者発表に参加した、(左から)広島メイプルレッズ・高橋選手、オムロン・藤井選手、北國銀行・横嶋(か)選手、ソニーセミコンダクタ・髙橋選手
【男子】
レギュラーシーズン1位 トヨタ車体
酒巻清治監督
攻撃面では新しいことを取り入れている。スピードのある攻撃に持ち込み、DFでは甲斐や高木の活躍に期待したい。また、これまで支えてくれた会社やサポーターのみなさんへの感謝がにじみ出るようなプレーを見せたい。
高木翔選手
初のレギュラーシーズン1位という結果に誇りを持っている。プレーオフではまだ1度も優勝したことがないので、挑戦者の気持ちで勝ちにいきたい。
レギュラーシーズン2位 大崎電気
岩本真典監督
プレーオフのためにこれまで戦ってきた。個々の能力は高いのでこの数日で調整していく。また、OFの組み立てを見てほしい。
岩永生選手
プレーオフではレギュラーシーズン中からやってきたことをしっかり出していきたい。出場する4チームはどこが勝ってもおかしくはないと思っている。
レギュラーシーズン3位 大同特殊鋼
末松誠監督
レギュラーシーズンは山あり谷ありだったけれど、中盤から若手を起用し、ベテラン勢と中和してきている。勢いのある若手選手たちはたくさんの可能性を秘めていて、その若手をコートで引っ張るベテランの選手たちにも影響を与えてお互いに成長してきている。この素晴らしいチームワークで、本大会では大同らしいスピードハンドボールを見せたい。
地引貴志選手
プレーオフは大同らしいチームワーク、強い精神力とチャレンジャー精神を持って戦いたい。個人的には泥臭いプレーでチームに貢献したい。
レギュラーシーズン4位 湧永製薬
玉村健次監督
レギュラーシーズンでは海外に行った選手や、主力がケガでリタイアするなど満身創痍の戦いが続いていた。それでも成田などの若手の成長もあって、4位に滑りこんだ。4位ということもあり、チャレンジャーだという気持ちで戦いに行きたい。
今井昭仁選手
ケガ人が多くて人数が足らず、部分的な練習が多かったが、逆に細かなところまで練習でき、粘り強く守れたと思う。
OFではポストとしての役割を果たし、DFでは活気を持たせ、相手に点をやらない気持ちで守り抜きたい。
男子チームの監督たち。(左から)トヨタ車体・酒巻監督、大崎電気・岩本監督、大同特殊鋼・末松監督、湧永製薬・玉村監督
男子チームの代表選手たち。(左から)トヨタ車体・髙木選手、大崎電気・岩永選手、大同特殊鋼・地引選手、湧永製薬・今井選手
2月23日まで行なわれたリーグ戦では、男女ともに接戦を繰り広げた上位4チーム。プレーオフでも熱い戦いが予想されます。
試合日程は以下のとおりです。
3月8日(土)
11:10~
女子準決勝1
オムロン-ソニーセミコンダクタ
13:20~
男子準決勝1
トヨタ車体-湧永製薬
15:30~
女子準決勝2
広島メイプルレッズ-北國銀行
17:40~
男子準決勝2
大崎電気-大同特殊鋼
3月9日(日)
13:15~
女子決勝
15:30~
男子決勝
また、全試合J sports2にて完全生放送されます。
                 公式球のモルテン・ヌエバX5000
今回のプレーオフで使用するボールはモルテンのヌエバX5000。レギュラーシーズンでもお馴染みのボールです。
写真のとおり、プレーオフ用に印字がされています。
こうしたちょっとしたところにも注目です。
プレーオフの詳細情報はこちらをご覧ください。


カテゴリー: JHL
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