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2018年3月9日

最後の切符をかけた戦い JHL第26週プレビュー

8月から行なわれてきた第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)のレギュラーシーズン。半年以上にわたって繰り広げられてきた熱戦も今週がいよいよ最終週となり、すべての順位が決まります。男子はプレーオフに進む4チームは決定していますが、1位と2位の順位は確定していません。一方、女子は3チームがプレーオフ進出を決め、残りの1枠を三重バイオレットアイリスとオムロンが争っている状況です。最終戦の結果でプレーオフに進む最後の1チームが決まります。

3月10、11日に行なわれる第26週の日程は以下のとおりです。

 

【第26週日程】
3月10日(土)
岩手・岩手県営体育館
12:30~ ☆大阪ラヴィッツ-飛騨高山ブラックブルズ岐阜
15:00~ 大崎電気-トヨタ自動車東日本

愛知・中村スポーツセンター
13:00~ ☆HC名古屋-三重バイオレットアイリス
15:15~ 大同特殊鋼-トヨタ車体

愛知・豊田合成アリーナ
14:00~ 豊田合成-琉球コラソン

広島・中区スポーツセンター
14:00~ ☆広島メイプルレッズ-オムロン

鹿児島・霧島市国分体育館
12:00~ ☆ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング-北國銀行

・3月11日(日)
福井・北陸電力福井体育館フレア
13:00~ 北陸電力-湧永製薬

※☆=女子

 

各チーム、今週で今季最終戦になります。

男子は3位から9位の順位が決まっていますが、大崎と車体のどちらが1位になるかは、まだ決まっていません。前週を終えた時点で大崎は勝点38、得失点差+124、車体は勝点36、得失点差+108という状況です。車体が1位になるためには、対戦相手の4位・大同特殊鋼に勝利し、大崎が敗れるのが第一条件。そして16の差がある得失点差を逆転する必要があります。かなり厳しい条件になるため、1位通過の可能性は大崎に分があると言えるでしょう。
大崎は対戦相手のトヨタ自動車東日本とは今シーズン2戦2敗と勝てていませんが、最終決戦に向けて弾みをつけるために白星でシーズン最終戦を締めくくりたいところ。1位通過なら、プレーオフは決勝から登場という大きなメリットがあります。

 

女子は勝点29で並ぶ4位・三重バイオレットアイリスと5位・オムロンの争いが最大の焦点に。三重はHC名古屋と、オムロンは広島メイプルレッズとそれぞれアウェイゲームになります。
対戦間成績で2勝1分と有利な三重は勝てば無条件で2年連続のプレーオフ進出が決まります。引き分け以下に終わった場合はオムロンの結果次第に。名古屋には今シーズン2戦2勝。相性がいい相手ですが、油断は禁物です。第1戦では10点差(30-20)をつけましたが、第2戦は19-18の1点差と緊迫したゲーム内容となりました。守りから自分たちの流れに持っていけるかが第3戦のカギになるでしょう。
昨年末の日本選手権で優勝して以降、なかなか調子が上がらないオムロンは、三重が引き分け以下に終わり、自分たちが勝つことが逆転の条件になります。ただ、最終戦の相手は2位につける広島。今シーズンは2連敗中ということもあり、簡単な試合にはならないでしょう。

最後の出場権を手にするのは三重か、それともオムロンか。最後まで熱い戦いになりそうです。

女子4位の座は三重とオムロンのどちらが勝ち取るか(写真左から三重・原、オムロン・吉田)

女子4位の座は三重とオムロンのどちらが勝ち取るか(写真左から三重・原、オムロン・吉田)

 

順位争いと同じように、シーズンが進むにつれて過熱しているのが個人タイトルの争い。得点王、シュート率賞など各項目に名を刻む選手はだれになるでしょうか。
その中で注目は女子の7mT得点ランキング。現在、オムロン・吉田と北國・横嶋が58得点で並んでいます。ともに1試合を残しており、こちらも見逃せない戦いになるでしょう。

 

各試合はJHL公式動画配信サイト『JHL TV』で試合がライブ配信されます。各チームの情報や、今シーズンの詳細日程は、JHL公式ホームページからご確認を。

 

JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com

 


カテゴリー: JHL
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