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2015年5月21日

攻撃的な守備をめざす日本女子ユース代表 第2回合宿レポート

5月15日~20日の日程で、東京・味の素ナショナルスポーツセンター(NTC)にて、日本女子ユース代表(U-18)の選考合宿が行なわれました。
4月下旬にも選考合宿が行なわれており、今回が2回目の合宿です。
女子ユース代表が出場するアジア女子ユース選手権は8月末の開催ですが、直前にインターハイ、国体予選が続き、集まることが難しいことから、5月に2回目の合宿という早いスケジュールとなりました。

昨年のU-16日本女子代表でキャプテンを経験した相澤(水海道二高)は「前回の合宿より雰囲気がいい。コミュニケーションがとれるようになってきた」とチーム状況を話してくれました。

2回目ということもあり、雰囲気のいい練習となった

2回目ということもあり、雰囲気のいい練習となった

石川浩和監督が「DFは導入から教えている。メインはやっぱりDF。そこから速攻につなげるようにして得点を重ねたい」としたとおり、取材日の練習はDFが中心。
選手たちは、世界の大型チームに対応できるような「攻撃(OF)を攻撃するDF」めざし、基本的な身体の使い方からDFの連携まで、段階を追って練習に取り組みました。

DF練習の指導に熱が入る石川監督

DF練習の指導に熱が入る石川監督

大型選手に対し、簡単にディスタンスシュートを打ち込まれないよう9~12m間まで上がってコンタクトするDFに、選手たちが苦戦しているようすも見られました。それでも、練習途中に選手たちで話し合いを行ない、システムを理解しつつあるように感じられました。
重点を置いて取り組んでいたDFについて、並木(富岡東高)は「ファーストコンタクトや準備の速さ、声出しが課題」とさらなる改善を口にしました。

攻防練習の間に選手同士で話し合う時間が設けられ、プレーを修正していった

攻防練習の間に選手同士で話し合う時間が設けられ、プレーを修正していった

石川監督は、「みんな真面目だから前回やったことはできるようになっている。筋トレも前回しっかり指導してもらったら、ちゃんと今回はできるようになっていた」と選手たちの成長を感じているようす。相澤も「前回の合宿終了後、各チームに帰っても体幹トレーニングをするという課題を出されていた。それなので、前よりも楽に取り組むことができた」と選手自身も変化を感じているようでした。

U-18日本女子代表は、今回の合宿に参加した選手に加え、第1回の招集メンバーやケガで不参加の選手などから大会に臨む16人が決まります。
そのあと、6月、7月にも合宿を重ね、8月27日~9月5日にインドで開催される女子ユースアジア選手権に出場します。


カテゴリー: 日本代表
▶コメント » 1

One Response to “攻撃的な守備をめざす日本女子ユース代表 第2回合宿レポート”

  1. トトりんご Says:

    石川監督素敵です!!
    頑張ってください!!!

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