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2015年5月24日

全日本社会人選手権4日目 混戦の男子

今シーズン初のタイトルとなる第5回全日本社会人選手権。
大会4日目(5月23日)では、順位決定戦など男女7試合が行なわれました。
まずはこの日の試合結果です。

 

【男子7-8位決定戦】
豊田合成 34-26 琉球コラソン
【男子5-6位決定戦】
湧永製薬 30-23 トヨタ紡織九州
【男子決勝リーグ 】
大同特殊鋼 28-19 トヨタ自動車東日本
トヨタ車体 26-23 大崎電気

 

【女子5-6位決定戦】
広島メイプルレッズ 27-22 ソニーセミコンダクタ
【女子準決勝】
オムロン 29-15 三重バイオレットアイリス
北國銀行 27-18 香川銀行T・H

 

男子は5位以下が決定。湧永、紡織、合成、琉球という順位になりました。前回大会でベスト4に入った合成、琉球はランクダウンという結果に。
決勝リーグでは、前日に車体に競り勝った大同がこの日は東日本に快勝し2連勝。前半中盤に2人退場のピンチを迎えますが、GK久保(侑)がファインセーブ連発で相手に得点を許さず。苦しかった時間帯を乗り越えると、野村らの活躍で東日本を突き放しました。
車体−大崎は、左腕・熊谷のスピードプレーが光った車体が勝利しました。車体は6−8とリードされた前半19分から石戸らによる5連取で逆転。その後はルーキーのGK加藤を中心とした堅守で大崎を封じ込め、攻撃でもダブルポストを起点にし、相手DFを切り崩しました。これで1勝1敗とし、連覇へ望みをつなげました。

ルーキーながらDF陣とよく合わせ相手のシュートを跳ね返した車体GK加藤

ルーキーながらDF陣とよく合わせ相手のシュートを跳ね返した車体GK加藤

 

女子は5位の座を争った広島−ソニーは、終盤に抜け出した広島に軍配が上がりました。
準決勝の2試合はオムロン、北國が危なげなく勝利し、決勝進出。
オムロンは、勢いに乗る三重を出だしから攻め立てました。15分までに4連打、3連打で8−2とするとそのまま優位をキープ。その後も順調に得点を重ね、29−15と大差をつけました。
2連覇を狙う北國は前半24分から4連続得点で12−9で折り返すと、そのままリードを保ちました。攻撃がうまくいかない時間帯も、3月の日本リーグ・プレーオフ決勝で見せたセンター横嶋(か)、ポスト横嶋(彩)という普段とは逆の配置からの攻撃で得点を積み重ねました。

オムロンの新エース候補の吉田。シュートに思い切りが出てきた

オムロンの新エース候補の吉田。シュートに思い切りが出てきた

 

最終日(24日)は女子の3位決定戦(三重−香川銀行)、決勝(北國−オムロン)と男子の決勝リーグ最終戦(車体−東日本、大同−大崎)の計4試合が行なわれます。
男子は2勝1敗で3チームが並ぶ可能性があり、まだまだわからない状況です。
各チームの優勝の条件は以下の表のとおりになります。

 

大同は勝てば文句なしの優勝。車体の結果に関わらず、引き分けでも優勝可能です。
車体は勝利が絶対条件。先に試合が行なわれるだけに、プレッシャーをかけたいところ。
大崎も車体と条件はほぼ同じ。

大崎が大同に5点差で勝利した場合、3チーム間の勝敗が1勝1敗で並び、さらに3チーム間の得失点差で車体と大崎が「+2」で同じになり、この時点で大同の優勝がなくなります。
大会規定により、リーグ全体での得失点差が多いほうが上位にいくため、両方の結果が出ないとわかりません。2試合を終えて車体と大崎の総得失点差はともに「+2」。車体が6点差以上で勝利した場合は車体、4点差以内の勝利の場合は大崎。5点差だった場合は、再び並ぶため、総得点での決着となります。

この混戦の結末はどのようなものになるのでしょうか。
まだまだ激しい優勝争いは続くようです。

 

今大会のこれまでの結果などは日本ハンドボール協会HPからご確認ください。
http://www.handball.jp/games/2015/shakaijin/2015shakaijin.html


カテゴリー: JHL, 一般・社会人
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