rss
スポーツイベント・ハンドボール編集部
スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります
  • Home  » 
    • 編集部ブログ
     » 
    • 2つの大会を控える日本女子ジュニア代表が始動

2015年5月25日

2つの大会を控える日本女子ジュニア代表が始動

日本男女ユース代表に続き、日本女子ジュニア代表(U-20)が5月22~24日に東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で選考を兼ねた強化合宿を行ないました。
日本女子ジュニア代表の選手たちは、今年の8月に開催される第13回アジア女子ジュニア選手権(カザフスタン)で世界女子ジュニア選手権への出場権獲得をめざすとともに、来月台湾で開催されるU-22東アジア選手権にも出場します。
今年度からチームを率いるのは辻昇一監督(日体大女子部監督)です。招集されたメンバーの中心となるのは、昨年7月の世界女子ユース選手権(マケドニア)に出場した選手。そこに新たなメンバーも加わって刺激を与えています。
合宿ができる時間は限られていますが、U-22東アジア選手権を「チームを強化できるチャンス」(辻監督)と捉えて、8月のアジア女子ジュニア選手権につなげていきたいところです。

取材日はおもにDFを中心とした練習を行ないました。この日は3:2:1DFを基本とした積極的なDF練習でしたが、前日には6:0DFの練習も行なったようで、辻監督は「DFラインが低くても、高くてもしっかり守れるチームにしていきたい」と話しました。

この日は積極的にプレスするDFの練習メニューが中心に

この日は積極的にプレスするDFの練習メニューが中心に

日本女子ユース時代からチームの柱である河原畑(筑波大)も「DFはユースの時に(同じ形を)やってきた感覚は残っているけれど、まだ自分のものにはできていない。だから選手同士、さらに監督も加えて話をして理解できるようにしている」とDFの理解を深めようとしていました。

河原畑ら経験豊富な選手がチームの軸となる

河原畑ら経験豊富な選手がチームの軸となる

練習中は河原畑が話したように、合間を見つけてはプレーについて意見を交換する選手たちの姿が。
そのことについて辻監督は「集まれる時間が少ない分、コミュニケーションを大事にしたい。それに、ここにいる選手たちにはこれから日本代表へと成長していき、2019年の世界女子選手権(熊本)、2020年の東京オリンピックで活躍する選手になってほしい。日本代表として戦うためには、自分できちんと意見を言えて、能動的な姿勢でいることが大事」と選手の今後も見据えた意図を話してくれました。

短い時間の中でもコミュニケーションを密にとり、理解を深める選手たち

短い時間の中でもコミュニケーションを密にとり動きを確認する選手たち

このあとは、U-22アジア選手権に出場するメンバーを確定させ、直前合宿ののち、大会に臨みます。

U-22東アジア選手権の展望は弊誌7月号で予定していますのでお楽しみに。


カテゴリー: 日本代表
▶コメント » 0

コメント