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2015年7月20日

東アジアを糧に日本男子ユース代表が強化合宿

現在ブラジルで開催中の世界男子ジュニア選手権に続き、8月7日からロシアで開かれる世界男子ユース選手権。
その世界ユースに出場する男子ユース代表が、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで17日から合宿を行なっています。

 

世界ジュニアに出場している安倍(国士大)を除くメンバーが、大会前に集まれる最後の合宿とだけあって、毎回の練習に高い集中力が求められます。

CP陣はまずは2対2のトレーニングに取り組む

CP陣はまずは2対2のトレーニングに取り組む

 

世界ジュニアのため、北林GK コーチ不在の中でも4人のGKは集中していました

世界ジュニアのため、北林GK コーチ不在の中でも4人のGKは集中していました

 

今回の合宿のテーマは、先日出場したU−22東アジア選手権で出た課題クリアと、よかったところの精度アップ。大型選手とのマッチアップなど貴重な国際大会で、多くの課題と成果を持ち帰ったようです。

 

おもな課題としては「OFでの連携向上」を内記徹監督はあげました。
東アジア選手権から牧野(筑波大)らがメンバーに入ったこともあり、短い期間でコンビネーションの精度を上げていきます。

 

取材に訪れたこの日の練習では、バックプレーヤーのカットインからのプレーの精度を高めていました。
アウト側へ大きなステップで割り込み、そこからサイドやポストを絡めた展開を重点的に取り組みました。

バックプレーヤーのカットイン練習から。大きなステップでアウトを強く狙うことを意識

バックプレーヤーのカットイン練習から。大きなステップでアウトを強く狙うことを意識

 

終盤にはフォーメーションの意思統一。細かなポジショニングを確認します。

 

練習の最後は、4チームに分かれ7mT対決。トレーニング同様、この勝負も選手たちは真剣です。
順位に応じて、コートを走りました。

勝っても負けてもコートを全力疾走!

勝っても負けてもコートを全力疾走!

 

今回の合宿は21日まで行なわれます。
その後、インターハイに出場する高校生を除いたメンバーが大会前に集まり、ロシアへ飛び立ちます。インターハイ組は、大会が終わり次第現地へ向かうとのこと。
内記徹監督コメント
「今回の合宿では、U−22東アジア選手権で出た課題と、うまくいったところを整理している。課題はOF時の連携。うまくいったところは、大型選手に対しての5:1DF。そのDFをもとに、相手に対応でき、一方的にやられる時間を減らせるような戦術を取り入れている。
東アジア選手権で得た実戦経験は大きい。国内の感覚とは違うので、その感覚を持ち続けたい。
大きなケガを抱えている選手はいない。練習環境もいいので、選手たちのコンディションはいいので、大会まで継続していきたい」

 

【合宿参加メンバー】

GK:袰屋竜流(国士大)、森脇龍(筑波大)、高光凌(下松工高)、中村光(藤代紫水高)
CP:田里亮稀(国士大)、康本侃司、大谷由岐也、安平拓馬(日体大)、小澤基(日大)、伊舎堂博武(早大)、野村雄也(福岡大)、牧野イサム、園田涼太(筑波大)、山本祐輝(浦和学院高)、徳田廉之介(岩国工高)、川上勝太(興南高)、山田信也(愛知高)

※(7月21日追記)メンバーを追加しました


カテゴリー: 大学生, 日本代表, 高校
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