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2009年12月5日

“手作り”が魅力の高山カップ

 11月に岐阜県で行なわれた小学生大会の話題をご紹介しましょう。
 第4回高山市長杯争奪ひだ高山全国小学生大会(高山カップ)に東海を中心に北信越から有力チームも加わり、男子15、女子12チームの参加で行なわれました。
 この大会の特徴は、高山市ハンドボール協会に所属するすべてのメンバーが協力して運営しているということ。 その運営の基礎的部分の大半は、高山ミニハンドボールクラブの保護者たちが総力をあげて担当しました。
 高山市ハンドボール協会の下萩浩明さんは「そのため、スマートさや緻密さにかける部分はありますが、手作りの暖かさは伝わっていると思います」と言います。
 また、中学生が2日間オフィシャルを努め、飛騨高山高校と高山西高校の選手たちは、裏方のみならず各チームのお世話係として2日間担当チームに張りつき、子供たちのお世話やお手伝いをして喜ばれたそうです。
 高山工業高校は交流戦会場の運営とオフィシャル、斐太高校は、大会前日の夜に行う会場設営の担当と、全員で大会を作り上げました。
 「これが高山カップの良さであると感じています。しかし、高山市ハンドボール協会には人材が少なく、審判の絶対数も足りません。そこで参加チームの指導者の皆さんに審判の協力をお願いしており、助けていただいています。お世話になった皆さんにお礼の言葉を言いたいですね」と下萩さん。
 また、今回は高山西高校の卒業生2人(教員志望)が「審判の勉強をしたい」と帰郷して笛を吹いたそうです。 2日間の大会を終えた各チームは感激しきり。次回を楽しみにしてそれぞれの地に帰っていきました。
 大会は、男子が木田ブルーロケッツ2000(福井)、女子は上庄クラブ(富山)がそれぞれ優勝を飾りました。


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