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2010年1月25日

中国の思い出3

中国にきて4日目、
世界選手権の方が、試合がない休息日ということもあって、
私は思いきって上海に戻り、
観光することに決めました。
それは初日のこと。
上海でFSSのみなさんと食事をした帰りに、
女性ハンドボーラー稲泉さんの
「金曜日なら大学の講義もないので上海案内しますよ!」
のひと言が激しく私の胸を打ったからです。
まだ会って2、3時間ばかりの私を
上海観光に連れて行ってくれようというその心遣い。
うれしかったですね。
切符を抑えるために1日前に蘇州駅に行かなければならず、
この日からタクシーではなく市バスに挑戦し、駅をめざしました。
市バスは1元~2元(13~26円)と格安!
しかし、蘇州の町にはものすごい量のバスが運行しており、
行き先の種類もものすごい数です。
用心深く駅の案内表を読んで乗り込んだのですが、
着いたところは、長距離バスターミナル。
よく考えて気づきました。
日本では電車のことを汽車とも言いますよね。
なので「汽車」がついていれば電車のことかと思いこみ
蘇州汽車南站(駅)に止まるバスに乗ったのですが、
どうやら汽車とはバスのことを指すようです。
しかも、蘇州汽車北駅なら蘇州駅にも近かったのですが、
持ち合わせていたガイドブックで確認したところ、
南駅は、おそろしく真逆。
雨も降っていたことで、
何ともいえない、脱力感に見舞われました。
とはいえ、いつまでも落ち込んでもいられず、
お腹もすいたので、バスターミナルにある
ファーストフード風のお店に飛び込みました。
名前は「餃子子娘」。
おぉ!中国のファーストフードっぽいなぁ
と感激していたのですが、
注文するとなると、手元にメニュー表がなく、
いつもの指さし注文ができないという緊急事態。
店員さんの頭上にあるメニューボードを指しながら、
餃子が食べたいのだと、訴えた(つもり)のですが、
「なに言ってるのかわからないわ! いいかげんにしてよ! つべこべ言わずにこれ食べなさいよ!」(私の推測)
と中国人店員にどやされ、
待つこと5分。
出てきたのは、コレ。
餃子ちゃうやん!
しかも、ちょっと色合いが…。
正体は、紫キャベツの塩炒めがご飯に乗っているものと、
鳥の骨付きもも肉が丸ごと入ったスープ。
味は、まぁまぁおいしかったのですが、
量が多く食べきれませんでした。
それでも、腹ごしらえが完了し、
やや復活した私は、気を取り直して蘇州駅行きのバスに乗りました。
しかし、またもや失敗。
黙っていれば蘇州駅までいけるバスだったのに、
ボーっとしていた私は、蘇州汽車北駅で下車してしまったのです。
地図上ではお隣が列車の駅ということになっていますが、
歩くと2キロほどある道のり。
しかも雨で足下グズグズ。
(私のようなミスをしていた人が4、5人いました)
やっとの思いで駅にたどり着き、
上海行きの往復チケットをゲットしたのでした。
上海観光は、また次回。
続く


カテゴリー: こぼれ話
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