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2010年2月19日

和歌山でMITANI CUP

 春休みに高校生や中学生チームを対象にしたプライベート大会や練習合宿が全国各地で花盛りとなります。
 和歌山の「MITANI CUP」(紀の国カップ)も高校女子を中心とした春合宿として定着しており、16回目を迎えた今年も3月27日から3月31日まで和歌山県立体育館(4面コート)で行なわれます。
 このイベントは、もともと夙川学院高(兵庫)で6校ほどが集まっていたミニ合宿でしたが、1995年の阪神・淡路大震災で同校施設が使えなくなり、和歌山に会場を移して継続開催されてきました。
 この合宿の裏方役として奔走している三谷俊二さんは、かつて初芝橋本高をインターハイでベスト8に導いたこともある名指導者の一人。同校が06年に部活動を休止し、自身も02年に25年間の教員生活にピリオドを打ったものの、各チームからの要望もあって合宿を継続しており、その熱心なサポートに感謝する各チームからの発案で、三谷さんの名前がついたイベントとなりました。今年も全国から20チームが参加してレベルアップに励みます。
 また、忘れてならないのが三谷さんが気功治療の達人だということ。ネンザやヒザの手術を受けて歩行も困難だったスポーツ選手が、治療後には痛みもなく、普通に歩いてジャンプできたり、腰痛で動けない状態から、腰を左右に振れるようになって試合出場が可能になるなどの回復例は数え切れないほどです。
 じつは私も、昨夏の京都インターハイで三谷さんの気功施術を受け、あれほど苦しんでいた肩と腰の痛みから解放された思い出があります。今回もたくさんの選手が三谷さんのもとで元気なプレーを取り戻すはずです。
 2年前からMスポーツ気功院を開業している三谷さんは「自分を育ててくれたハンドボール界に恩返ししたい気持ちでいっぱいです。各地のハンドボール会場にも足を運ぶので見かけたら気軽に声をかけてください」と笑顔を返してくれました。そのポジティブな考え方に接するだけでも明るくなりますよ。興味のある方は、三谷さんのブログをのぞいてみてください。気功のことはもちろん、「MITANI CUP」がスタートした当時の話も知ることができますよ。


カテゴリー: 本誌
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