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2016年2月19日

JHL第12週展望 過熱する男子PO争い

日本ハンドボールリーグ(JHL)は第11週を終え、女子の北國銀行がプレーオフ行きを決めました。男子は大崎電気、トヨタ車体が3位と勝点差4と徐々に差がつき始めています。20、21日に行なわれる第12週の日程は以下のとおりです。

 

【第12週日程】
・2月20日(土)
石川・金沢市総合体育館
13:00~ トヨタ紡織九州-大崎電気
15:00~ ☆北國銀行-オムロン

福井・北陸電力福井体育館フレア
13:00~ 湧永製薬-トヨタ自動車東日本
15:00~ 北陸電力-琉球コラソン

岐阜・飛騨高山ビッグアリーナ
13:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-HC名古屋
15:30~ 豊田合成-大同特殊鋼
・2月21日(日)
富山・氷見市ふれあいスポーツセンター
14:00~ 北陸電力-大崎電気
16:00~ 大同特殊鋼-トヨタ紡織九州

愛知・ウェイングアリーナ刈谷
13:00~ トヨタ車体-琉球コラソン

愛知・TGアリーナ
14:00~ 豊田合成-トヨタ自動車東日本

鹿児島・姶良市総合運動公園体育館
14:00~ ☆ソニーセミコンダクタ-三重バイオレットアイリス
☆=女子

 

 

8試合行なわれる男子は首位に立つ大崎が2連戦。紡織、北電と対戦します。両チームともに年明けに戦ったばかりで、2試合とも快勝を収めてます。大崎はこのあと、上位陣との戦いが続くだけに、確実に勝点2を積み重ねたいところ。前週の合成戦では、アジア選手権から戻ってきたGK木村の好セーブから多くの選手が得点するなど層の厚さを見せつけました。

大崎は主力組だけでなく、時村(写真)や馬場の成長も著しい

大崎は主力組だけでなく、時村(写真)や馬場の成長も著しい

 

 

2位につける車体は前週、紡織に粘られましたが、要所で連打を決めて3点差で勝利。開幕前からケガを抱えていた門山が復帰し、さっそく4得点と豪快なシュートでチームを勢いづけました。車体も大崎と同じく、ここから上位陣との連戦が続くため白星を伸ばしたいところ。
対戦相手の琉球は、後半戦初戦となった前週に2連勝を飾り5勝5敗のタイに戻しました。台湾代表・趙顯章の加入で、得点のバランスがよくなった印象を受けます。今週は北電と車体の2連戦。白星先行になるか注目です。

 

前週、大同に競り勝った4位・湧永は、5位・東日本と直接対決を迎えます。4位以内をめざす両チームにとって重要な一戦になります。
主力のケガに悩まされる湧永。苦しい台所事情の中、大同戦は内定選手の原が大活躍しました。ミドルシュートなど放った7本すべてを決めました。技巧派・佐藤も7得点。この2人に加え、守護神・志水のスーパーセーブで大同から勝点2を得ました。今週もこの勢いが続くか。
湧永より2試合消化が少ない東日本は、ここでプレーオフを争うライバルたちと差をつけられたくないところ。第一戦のように前半から相手DFを打ち崩せるかが勝負のポイントになりそうです。

湧永ゴールを守る志水はここまでセーブ率41%を記録している

湧永ゴールを守る志水はここまでセーブ率41%を記録している

 

 

7位・合成と8位・紡織は今週が正念場の2連戦になります。合成は大同と東日本、紡織は大崎、大同との試合に。ここで2連敗を喫すると、4位以内は赤信号。合成は両チームとの第一戦は勝利しているだけに、いいイメージを持って試合に臨めるか。

 

 

各チームの残り試合数が3~4試合になった女子は、3試合が行なわれます。
一番乗りで4位以内を確定させた北國は、オムロンとの首位攻防戦第二ラウンド。2週間前の試合では、北國が前半のリードを活かしながら1点差で逃げ切りました。敗れたオムロンも粘りを見せました。両チームの力の差は大きくありません。ハイレベルな拮抗した試合になることは間違いないでしょう。また、得点王を争う北國・横嶋(彩)とオムロン・吉田のシュートにも注目です。

オムロンは小林(写真)らのDF陣が一体となり、強力な北國OFと止められるか

オムロンは小林(写真)らのDF陣が一体となり、強力な北國OFを止められるか

 

 

飛騨高山は前週、ソニーから劇的勝利を収め勢いに乗っています。1点リードで迎えた終了間際に相手の7mTをGK田口がシャットアウト。大きな勝利を手にしました。しかし、ポスト池之端がこの試合で失格になり1試合の出場停止処分が下され、20日の名古屋戦を欠場することに。攻守の軸不在を乗り切れるか。
名古屋側としては、相手DFの連携ミスを見逃さずに得点を奪えるかが今シーズン初勝利へのカギになるでしょう。

ルーキーながら7mTなどでチーム2位の得点をあげている名古屋・髙宮

ルーキーながら7mTなどでチーム2位の得点をあげている名古屋・髙宮

 

 

21日のソニー-三重はソニーのホームで行なわれます。三重はここで敗れるとプレーオフ進出はかなり厳しい状況に追い込まれます。ソニーとしては、前週の嫌な敗戦をここで払拭したいところ。そしてこれから続く上位陣との直接対決へとつなげられるか。

 

レギュラーシーズンのあとに待っているのは、王者を決めるプレーオフ。今大会は3月26、27日に東京・駒沢体育館で開催されます。両日ともJ SPORTSで全試合無料放送されますので、お見逃しなく。
プレーオフの詳しい情報はこちらから。
http://sportsevent.jp/news/5962/

 

 

また、公式動画配信サイト『JHL TV』で全試合インターネット配信されます。注目の試合などいつでもどこでも気軽に観られます。見逃しても試合後に録画したものを観られますので、こちらも要チェック!
JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com


カテゴリー: JHL
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