rss
スポーツイベント・ハンドボール編集部
スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります
  • Home  » 
    • 編集部ブログ
     » 
    • 世界ユースに向け男子ユース代表が始動

2017年2月17日

世界ユースに向け男子ユース代表が始動

昨夏、バーレーンで開かれた第7回アジア男子ユース選手権で準優勝に輝き、3大会連続での世界ユース選手権(ジョージア)出場を決めた男子ユース代表(U-19)。そのユース代表が、今年度4回目となる強化合宿を東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで2月14日から17日にかけて行ないました。

 

強化というよりも、世界ユースに向けての選考の意味合いが強い今回の合宿。アジアユースのメンバーを中心に、昨年8月の日韓中ジュニア交流競技会に出場した選手などもピックアップされ、総勢21人での合宿になりました。

 

取材に訪れた15日の午前中では、飯田純一郎トレーナーによる可動域を大きくするトレーニングに始まり、シャトルランなどで体力強化を図りました。高校3年生は、秋の国体で引退した選手が多い中、シャトルランでは最低目標に設定した回数を超える選手ばかり。最後まで走る選手に、すでに終わった選手たちが声をかけるなど雰囲気のよさが感じられました。

シャトルランで最後まで残ったのは徳田(中央手前)。150回を走り切った

シャトルランで最後まで残ったのは徳田(中央手前)。150回を走り切った

 

 

このあと、攻撃の狙いを確認をするなどして午前の練習は終了。午後は紅白戦を行ない、選手は午前中で練習した攻撃の徹底、スタッフ陣は選手たちの動きを確認しました。

 

アジアユースで指揮をとった所監督は「アジアユースが終わってからも、(キャプテンだった)村木を通じて選手たちに『いつに合宿をするから練習しておいてくれ』と連絡しておいたので、きちっと練習していた選手かどうかはよくわかる」と話しました。

新しい選手については合宿2日目ということもあって「選手の思いが『呼ばれてうれしい』なのか、『絶対に勝ち残ってやる』なのかはまだわからない」とまだまだ見極めている段階ですが、今回の合宿から呼ばれた新戦力たちは「キャッチ成功率とシュートの決定率が高いポストなら試合に呼ばれるはず。そこを意識したい」(落田)、「ジャンプ力を活かしたミドルと、サイドからのループシュートでアピールしていきたい」(蔦谷)と意欲的。世界ユースへ行きたいとの思いが選手たちから感じられました。

今年度のU-16日本代表から唯一選ばれた蔦谷。物怖じせず持ち前のパワフルさをアピールした

今年度のU-16日本代表から唯一選ばれた蔦谷。物怖じせず持ち前のパワフルさをアピールした

 

 

合宿は約4日間と短い日程でしたが、定期試験など学校行事が詰まっているこの時期に集まれただけでも大きな意味があるでしょう。
今後の活動は新しい年度になる4月以降になる予定です。
【参加メンバー】
高光凌(国士大)、藤川翔大、徳田廉之介(岩国工高)、堀田陽大、矢野世人、蔦谷大雅(大体大浪商高)、髙野颯太、狩野優太(浦和学院高)、村木幸輝、若狭圭悟(総社高)、山田翔騎(大分高)、部井久アダム勇樹(博多高)、服部將成(中部大春日丘高)、藤田龍雅、高橋海(法政二高)、中村翼、落田駿兵(北陸高)、中村光(藤代紫水高)、田中周、寺島健太(興南高)、末岡拓美(瓊浦高)


カテゴリー: 世界, 日本代表, 高校
▶コメント » 0

Comments are closed.