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2017年11月8日

国士大、大体大ともに連覇達成 全日本インカレ最終日

男子第60回、女子第53回全日本学生ハンドボール選手権は、7日、最終日を迎え男女決勝が行なわれました。

 

結果は以下のとおりです。

 

【男子決勝】
国士大 29-23 筑波大

 

【女子決勝】
大体大 23-18 大教大

 

 

男子決勝は2年連続の戴冠をめざす国士大と12年ぶりの優勝に向けて準備を重ねてきた筑波大の関東対決になりました。試合は徳田(新)の得点で先行した筑波大が優位に試合を進めますが、前半残り10分6-9の場面からDFがよく機能したことも相まって内藤、玉川、庄司で4連打した国士大が逆転。どちらも一歩も譲らぬ拮抗した展開の中、前半を12-11と国士大の1点リードで折り返します。
後半のスローオフは国士大。最初のOFで確実に1点をもぎ取ると、内藤、安倍と続いて15-11と4点差に広げ優位に立ちます。その後も両者得点の取り合いとなりますが、点差は縮まることなく試合は終盤へ。試合時間残り6分となり筑波大は7人攻撃で追い上げを図りますが、国士大OFを守り切れず点差を詰めることはできませんでした。29-23で国士大が勝利し、2年連続4回目の優勝をつかみました。

連覇が決まり喜ぶ国士舘大セブン

連覇が決まり喜ぶ国士舘大セブン

 

 

女子は大体大-大教大と3大会ぶりに関西勢同士が決勝で火花を散らしました。互いに好守に阻まれて得点が伸びない一進一退の攻防を抜け出したのは大体大でした。5-4で迎えた前半15分、北原のロングが決まると、服部、近藤が続いて4点差に。さらに18分からも4連打して、残り9分12-5と大量7点のリードを奪います。一方ここまで接戦を勝ち抜いてきた大教大は、エース村松を中心とした攻撃で粘りを見せ、9-13と4点差にまで戻して前半を終えました。
早い段階で追いつきたい大教大でしたが、大体大・中山に連打を許して苦しい後半の立ち上がりに。さらに8分からも3連取され、12分19-11と再び大きく水をあけられてしまいします。それでも、大教大は大体大のスキをつき追い上げたものの、GK馬場を軸とした大体大DFを前に、逆転には至りませんでした。前半のリードを活かした大体大が23-18で大教大を下し、史上3校目となる5連覇を果たしました。

大教大DFをかき回し、得点へとつなげた大体大・近藤(写真中央)

大教大DFをかき回し、得点へとつなげた大体大・近藤(写真中央)

 

 

全試合が終了後、閉会式が行なわれ、優秀選手と特別賞が発表されました。

 

 

【男子優秀選手】
安倍竜之介(国士大)
玉川裕康(国士大)
斎藤大生(国士大)
牧野イサム(筑波大)
徳田新之介(筑波大)
田中大介(日大)
原田竜汰(大同大)

【男子特別賞】
河本諾耶(国士大)
坂井幹(筑波大)

 

 

【女子優秀選手】
馬場敦子(大体大)
近藤万春(大体大)
北原佑美(大体大)
谷華花(大体大)
村松沙耶(大教大)
宇野史織(大教大)
青麗子(筑波大)

【女子特別賞】
中山佳穂(大体大)
團玲伊奈(東女体大)

 

 

前回大会同様、決勝戦まで勝ち進んだ男子・国士大、筑波大、女子・大体大、大教大は12月19日から開催される日本選手権への出場権を獲得しました。また、来年の全日本インカレは、11月に大阪での開催が予定されています。

全日本インカレの詳細は、日本ハンドボール協会HPにてご確認ください。

大会の模様は、弊誌2018年1月号で特集します。お楽しみに。


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