2018年11月14日

11月９日から大阪を舞台に開幕した全日本インカレは、14日が最終日。女子とともに男子の決勝戦が行なわれます。

３年間続いていた関東対決の決勝戦を阻止し、ファイナルに勝ち上がったのは関西王者・大体大と九州王者・福岡大。

大体大は状況によって使い分けたＤＦが機能し、持ち味のＤＦから速攻を武器に勝ち上がってきました。準決勝の早大戦でも、16−16のタイスコアで折り返した後半に敷いた高めのＤＦが効果的で、早大を32−28で退けました。

湯浅（写真）らの速攻で得点を重ねた

一方、福岡大は２試合が延長に及ぶ苦しい戦いを制して決勝に駒を進めました。中部大との準決勝では、前日に負傷したエース清家を欠く中でも、高い攻撃力とＧＫ中村を中心としたＤＦで逃げ切り28−26で勝利。初の決勝進出を決めました。

ＧＫ中村は好セーブ連発でチームに勢いをもたらした

８月の西日本インカレ決勝と同カードとなった決勝戦。その時は福岡大に軍配が上がりましたが、連日続いた熱戦をくぐり抜けてきた両者の対決は、一度勢いに乗るとかさにかかる大体大のOFを福岡大DFがどう受け止めるかが見どころの1つになりそうです。いずれにせよ、拮抗した試合になることでしょう。

男子の決勝戦は、女子決勝終了後の12:10にスローオフ。決勝戦はジェイネットＴＶでの中継が予定されています。

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