2015年8月3日

高校生の祭典、インターハイが大阪で開かれています。

２日は、競技がスタート。男女１回戦32試合が行なわれました。
結果は以下のとおり。

【男子１回戦】
桃山学院 30-29 不来方
富岡 22-19 九州学院
愛知 35-13 松山東
明星 38-10 新潟明訓
神戸国際大附 31-16 境
高岡向陵 45-12 山形中央
駿台甲府 40-28 彦根総合
長崎日大 33-12 利府
総社 21-13 洛北
学法石川 25-23 清水東
佐賀清和 32-24 向原
香川中央 28-19 屋代
博多 34-24 国学院栃木
高山西 32-21 高知中央
小松工 38-10 青森南
小林秀峰 46-15 飯南

【女子１回戦】
高岡向陵 33-11 日大山形
立命館守山 31-28 函館大白稜
不来方 17-14 飛騨高山
今治東 39-4 米子東
福井商 29-18 和歌山商
城北 32-15 清水桜が丘
山陽 27-20 青森中央
西南学院 37-19 長野南
水海道二 28-23 聖和学園
佐世保商 24-23 神戸星城
昭和学院 42-21 添上
大分 31-29 大曲農
鹿児島南 26-21 四日市商
浦和実 23-22 宣真
大谷 19-18 栃木商
那覇西 41-14 江津

この日の試合で唯一、延長戦になった男子の不来方（岩手）−桃山学院（開催地、大阪）。後半18分に６点リードを許した桃山学院は、ここから４連打、３連打で試合を振り出しに戻します。延長戦では藤原の連取で逃げ切り。いきなりの激戦となりました。

高岡向陵（富山）、小林秀峰（宮崎）らは大量得点で２回戦へ。また、初出場組の博多（福岡）が初勝利をあげました。総社（岡山）−洛北（京都）の好カードは、総社がロースコアの展開を制しました。

富岡（群馬）−九州学院（熊本）も激しい試合展開になりました。序盤は７点連取した富岡がリードしますが、九州学院はじわりじわりと差を詰め後半23分に18−17と逆転。このまま押し切るかと思いきや、富岡も伝統校の意地を見せます。残り５分を切り、１点ビハインドの状態から小金澤の得点を皮切りに４連取で再逆転し、そのままフィニッシュ。４年ぶりの初戦突破を果たしました。

ベンチも一体となり初戦突破を果たした桃山学院

女子は、全国大会で初めて白星を得たチームが３つ。

春夏通じて４度目の全国舞台となった山陽（広島）は後半にエンジン全開。青森中央（青森）を突き放しました。

山陽と同じくなかなか初白星に手が届かなかった大谷（京都）は、栃木商（栃木）を１点差で下しました。大谷は後半10分に17−14と３点リードしますが、ここから突き放す１本が出ず10分以上の間無得点。粘る栃木商に24分までに同点にされます。またしても全国の壁に跳ね返されるのかと思った時、キャプテンの多田、迫水が連取で勝ち越し、タイムアップ。駆けつけた応援団とともによろこびを分かち合いました。

そして、昨年に続く出場となった西南学院（福岡）もこれが全国初勝利。序盤からいい雰囲気で試合に入り、立ち上がりから速攻で長野南（長野）から37点を奪い、快勝を収めました。

地元代表の宣真（開催地、大阪）は浦和実（埼玉）に粘り負け。

初出場だった前回大会の経験が活きた大谷セブン

３日には男女２回戦32試合が行なわれます。男子の注目は大分雄城台（大分）−愛知のブロック王者対決。女子は初戦で聖和学園（宮城）に快勝した水海道二（茨城）と、夏は抜群の成績を残している高松商（香川）が火花を散らします。

インターハイは、「インハイ.TV」で熱戦が中継されます。

また、弊誌「スポーツイベント・ハンドボール」と連動した企画も行なっています。Twitterアカウントされあれば、だれでも参加できます。

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