2015年8月4日
8月1日に開幕したインターハイ。
3日は男女の2回戦が行なわれました。
結果は以下のとおりです。
【男子2回戦】
北陸33-30桃山学院
浦和学院39-28小林秀峰
駿台甲府41-15池田
富岡35-22札幌月寒
小松工36-19橿原
大分雄城台27-23愛知
高山西45-34湯沢
長崎日大32-23四日市工
下松工34-23明星
大体大浪商44-28博多
興南29-27総社
藤代紫水40-23神戸国際大附
高岡向陵38-21国分
市川39-27学法石川
法政二30-28香川中央
佐賀清和23-22紀北農芸
【女子2回戦】
佼成女26-19高岡向陵
日川32-21山陽
高松商28-17水海道二
小林秀峰32-19立命館守山
四天王寺28-10西南学院
不来方42-18佐賀清和
玉野光南30-23鹿児島南
佐世保商26-12柏崎
富岡東26-24今治東
郡山女大附27-24浦和実
高水29-26昭和学院
横浜創英29-20福井商
城北30-11徳島城北
大谷50-8土佐
小松市立27-22那覇西
名経大市邨28-20大分
1回戦で不来方(岩手)との延長を制した桃山学院(開催地、大阪)は、2回戦で今春のセンバツ王者・北陸(福井)と対戦。前半は16-13で北陸がわずかにリード。後半に入ると桃山学院が不来方戦でも見せた粘りを見せて16分に、24-24と並びますが、そこから北陸が6連打で突き放し、30-24とします。そのまま北陸が桃山学院の追撃を退けて勝利しました。
北陸とともに春を制した浦和学院(埼玉)と前回大会準優勝の小林秀峰(宮崎)の戦いは、前半で19-13とした浦和学院が終始優位に立って39-28で快勝をおさめました。
注目カードの大分雄城台(大分)-愛知(愛知)は、山本を中心に得点を積み上げる大分雄城台の勢いに愛知が押し込まる展開に。愛知は一時、9点差をつけられながらも、積極的なDFで相手が攻めあぐねたスキを突いて猛反撃を仕掛けますが、わずかに届かず、この勝負は大分雄城台に軍配があがりました。
興南(沖縄)-総社(岡山)、法政二(神奈川)-香川中央(香川)の好カードはどちらも2点差の接戦を切り抜けて興南、法政二が3回戦にコマを進めています。
女子は前回大会の女王・佼成女(東京)と、センバツ準優勝の小松市立(石川)が2回戦から登場。佼成女-高岡向陵(富山)は、佼成女のキャプテン初見がパスカットからの速攻やカットインなどで持ち味を発揮し勢いに乗ると前半から先行します。高岡向陵は佼成女の前に出るDFに苦戦して得点が伸び悩んで19-26で敗れました。
小松市立-那覇西(沖縄)はエース渡部らで試合開始1分から6連取して好スタートを切った小松市立が13-10とリードして後半へ。那覇西もプレスDFや素早いパス回しで小松市立を苦しめ接戦に持ち込んだもののわずかに及ばず。
1回戦で聖和学園(宮城)に勝利した水海道二(茨城)は、全国上位常連の高松商(香川)とぶつかりました。しかし、水海道二は高松商の堅いDFを崩せず前半4得点と苦戦。後半は渡辺や宮本らでなんとか得点し、さらに強気に攻めこんで退場を誘ったりしたものの、高松商の勢いは衰えず。高松商は澤田、谷を中心に攻守ともに安定感を見せて28-17で快勝を収めました。
前回大会準優勝の富岡東(群馬)は今治東(愛媛)と戦いました。富岡東が試合開始1分から3連続得点し、わずかにリードを奪い先行しました。前半残り5分から今治東が毛利らで3連取し、13-13と同点で後半へ。後半は追いついた勢いも活かして今治東が4連取などで後半6分19-15とリードを奪いました。このまま突き放したいところでしたが、後半中盤から富岡東DFが機能しだすと、今治東は手詰まりになり、後半22分22-22に。その後、富岡東・並木の3連打で再逆転され、残された時間はわずかに1分で、1点を返すのが精いっぱい。今治東は24-26と悔しい惜敗を喫しました。
大会3日目の4日は、男女3回戦が行なわれます。男子は前評判の高い高岡向陵と藤代紫水(茨城)の、どちらも堅守速攻を武器にするチーム同士の対戦に注目が集まります。女子はそれぞれ中国地区、東海地区ナンバー1の高水(山口)と名経大市邨(愛知)がベスト8をかけて戦います。
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