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2016年2月10日

JHL第11週展望 女子・北國はPOに王手、男子は東日本-大同が焦点

第40回日本ハンドボールリーグ(JHL)は全15週のうち、3分の2にあたる第10週まで終えました。11日からの第11週から各チームラストスパートに入ります。
とくに男子は、ここから最大で8試合をこなすハードなスケジュールになっています。

 

まずはここまでの順位を確認します。

 

【男子順位】
1:大崎電気 6勝1分1敗 勝点13
2:トヨタ車体 6勝1分1敗 13
3:大同特殊鋼 5勝1分2敗 11
4:湧永製薬 5勝1分3敗 11
5:トヨタ自動車東日本 5勝3敗 10
6:豊田合成 4勝6敗 8
7:琉球コラソン 3勝5敗 6
8:トヨタ紡織九州 3勝6敗 6
9:北陸電力 10敗 0

 

【女子順位】
1:北國銀行 7勝 勝点14
2:オムロン 6勝1敗 12
3:ソニーセミコンダクタ 3勝1分2敗 7
4:広島メイプルレッズ 3勝4敗 6
5:飛騨高山ブラックブルズ岐阜 2勝1分4敗 5
6:三重バイオレットアイリス 2勝5敗 4
7:HC名古屋 7敗 0

 

 

男子は大崎と車体が勝点で並んでいますが、直接対決の結果により大崎が首位に立っています。序盤戦は出遅れた大同は3位まで順位を上げてきました。
女子は前週、オムロンとの首位決戦を制した北國が7連勝。勝点2差でオムロンが追いかけています。3位から6位は混戦模様。1つの勝利で大きく順位が変わりそうです。

 

では、11日から行なわれる第11週の日程です。

 

【第11週日程】
・2月11日(祝木)
宮城・大和町総合体育館
13:00~ トヨタ自動車東日本-大同特殊鋼

石川・小松総合体育館
13:00~ ☆北國銀行-HC名古屋

岐阜・ヒマラヤアリーナ(岐阜アリーナ)
13:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-ソニーセミコンダクタ

広島・呉市総合体育館(オークアリーナ)
13:00~ ☆広島メイプルレッズ-三重バイオレットアイリス
15:00~ 湧永製薬-大崎電気

福岡・福岡市民体育館
14:00~ トヨタ紡織九州-トヨタ車体

沖縄・沖縄県立武道館アリーナ棟
14:00~ 琉球コラソン-豊田合成

・2月13日(土)
愛知・TGアリーナ
13:00~ ☆HC名古屋-ソニーセミコンダクタ
15:30~ 豊田合成-大崎電気

三重・鈴鹿市立体育館
14:00~ トヨタ車体-北陸電力
16:00~ ☆三重バイオレットアイリス-北國銀行

沖縄・沖縄市体育館
14:00~ 琉球コラソン-トヨタ紡織九州

・2月14日(日)
熊本・山鹿市総合体育館
12:25~ ☆オムロン-広島メイプルレッズ
14:30~ 大同特殊鋼-湧永製薬

☆=女子

 

 

第11週は男女合わせて14試合。
開幕から連戦が続く女子は、首位・北國がプレーオフ進出に王手をかけています。11日の結果次第では、5位・飛騨高山と6位・三重との勝点差が8以上になるので、プレーオフ進出が決まります。
北國は連戦でもDFの運動量は衰えず、全員が連動した動きを見せています。持ち前の堅守速攻で今週も連勝記録を伸ばせるか。

北國DFの中心を担う石野。速攻にも積極的に走る

北國DFの中心を担う石野。速攻にも積極的に走る

 

2位につけるオムロンは、1試合のみ。ホームで広島と対戦します。得点ランクトップを走る吉田がチームを引っ張ります。とくに7mTはここまで19本すべてを決めるほどの好調ぶり。この試合も吉田の右腕に大きな期待がかかります。

 

一方、広島は調子が上がらずやや苦しい戦いに。ここまで3勝4敗と黒星が先行しています。4位以内に入るために、まずは11日の三重戦で白星をつかみたいところ。第一戦で勝利しているだけに、この試合も負けられません。
対戦する三重としては、上位陣といい内容のゲームを見せるものの、結果につながってきません。前週はGK花村の奮闘で飛騨高山に勝利しました。この勢いを継続して広島戦に臨みたいところ。

 

注目の試合は、11日の飛騨高山-ソニーの試合。このカードの第一戦は、15-15の引き分けに終わりました。前半で12点を奪いながら、後半はわずか3得点に抑えられたソニーにとっては黒に近い結果でしょう。間違いなくこの試合はリベンジの気持ちを持って試合に臨んでくるでしょう。
飛騨高山は、ロースコアの勝負に持ち込めるかがポイントに。そういった意味で、GK田口の活躍は不可欠。4位以内に入るために、1点を乗り越えられるか。

飛騨高山の守護神・田口の好守がチームを勢いづける

飛騨高山の守護神・田口の好守がチームを勢いづける

 

 

第8週に再開していた男子は、この週からブレイクが明けるチームが多くいます。

 

その中で注目は、東日本-大同の試合。開幕戦でも戦った両チーム。日本代表組が不在だったこともあり、精彩を欠いた大同に対し、この試合は東日本は玉井が絶好調。11点を奪い、22-20で対大同初勝利に貢献しました。その玉井を中心にオリンピック予選のため開幕戦を欠場した濱口、山田らのバックプレーヤートリオで再び金星を狙います。
黒星スタートの大同は徐々に復調してきました。とくに大きな要因になったのは、韓国代表ポスト・朴重奎の加入でしょう。力強く、そしてエネルギシュなプレーを見せる朴が加わり、チームは活性化。強力なライバルが増えたことで加藤も刺激を受けています。朴が加入以降、大同は序盤のもたつきを取り返すように、車体に引き分け、大崎に勝利しています。
3:3DFの起用が予想される東日本は、大崎も手を焼いた朴、加藤のポスト陣をどのように守るか。この試合はライン際の攻防が勝敗を分けることになるでしょう。

東日本・玉井(写真)は再びチームを大同撃破に導けるか

東日本・玉井(写真)は再びチームを大同撃破に導けるか

 

 

また、大同は13日に湧永と対戦するため、ここで連勝できれば4位以下を大きく突き放せることになります。湧永は4位ながら消化試合が1試合多いため、ここは簡単に負けられません。

 

アジア選手権に出場していた日本代表組が復帰する大崎、車体はそれぞれ合成、北電と対戦。

 

7位の琉球は、ホームで2連戦。11日に合成、13日に紡織と対戦します。ケガで出遅れていた村山が復帰し、さらに台湾代表の大型左腕・趙顯章が加入と着実な戦力アップをして後半戦に入ります。開幕3連勝を飾るも、そこから5連敗となかなか結果がついてこなかっただけに、地元での戦いで終盤戦への弾みをつけられるか。

琉球は村山(写真)の復帰でバックプレーヤーの層が厚くなった

琉球は村山(写真)の復帰でバックプレーヤーの層が厚くなった

 

 

3月13日まで続くレギュラーシーズンのあとに待っているのは、王者を決めるプレーオフ。今回の日程が発表されました。3月26、27日に東京・駒沢体育館で開催されます。
プレーオフの詳しい情報はこちらを参照してください。
http://sportsevent.jp/news/5962/

 

第11週のすべての試合も、公式動画配信サイト『JHL TV』でインターネット配信されます。熾烈な争いをお見逃しなく!

 

 

JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com


カテゴリー: JHL
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