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2016年2月5日

JHL第10週展望 注目集まる首位攻防戦

第40回日本ハンドボールリーグ(JHL)は2月6、7日の第10週を終えると残りは5週。連戦、そして熾烈さを増していきます。

 

第9週を終えた時点で女子は粘り強く勝ち星を積み重ねたオムロンが6連勝で首位。1試合消化の少ない北國銀行が5勝で2位につけています。そして第10週で両チームが直接対決を迎えます。

 

第10週の日程は以下のとおりです。

【第10週日程】
・2月6日(土)
愛知・ブラザー体育館
13:00~ ☆オムロン-北國銀行
15:15~ ☆HC名古屋-飛騨高山ブラックブルズ岐阜

三重・HOS名張アリーナ
14:00~ ☆三重バイオレットアイリス-ソニーセミコンダクタ

・2月7日(日)
石川・小松総合体育館
14:00~ ☆北國銀行-広島メイプルレッズ

岐阜・飛騨高山ビッグアリーナ
13:00~ ☆飛騨高山ブラックブルズ岐阜-三重バイオレットアイリス
15:30~ 北陸電力-豊田合成
※☆は女子

 

女子は各地で5試合が行なわれます。
前述のとおり、首位オムロンと、2位・北國が一騎打ち。オムロンは前週、地元で2連勝を飾り首位に躍り出ました。しかし、2日のソニー戦は苦しみました。後半立ち上がりに相手にリードを許しましたが、中盤に逆転。緊迫した展開の中でも最後まで集中力を切らさず1点差で逃げ切りました。この試合、とくに活躍が光ったのは、相澤と末吉。途中からコートに立つと効果的な得点を奪い勝利に貢献しました。北國との試合でも“流れを変えるプレー”はカギを握るでしょう。
対する北國は、前週試合がなかったため、休養充分でこの一戦を迎えます。GK寺田はセーブ率57%と、ここまで守護神の名に恥じない活躍を見せています。チームの持ち味である堅守速攻で連勝を伸ばせるか。北國はこの試合に勝利すると、再び首位に立ちます。

北國のゴールを守るのは寺田。今シーズンはキャプテンとしてチームをまとめる

北國のゴールを守るのは寺田。今シーズンはキャプテンとしてチームをまとめる

 

 

北國は翌日に地元に戻り、広島と対戦。連勝で2位以下を突き放せるか。
広島は、前週にソニーにダブルスコアをつけられたショックからどこまで立ち直れるかに注目です。例年以上にマークが厳しいポスト高山を周りがフォローしたいところ。加須屋、木田らバックプレーヤー陣の奮起が必要になります。

 

プレーオフ進出をめざす5位・飛騨高山、6位・三重はともに連勝になります。とくに7日は直接対決。飛騨高山は上位陣との試合を半分以上終え、勝点3をゲットしたのに対し、三重は4連敗と対照的な結果の両チーム。ともにロースコアの展開が多いだけに、この試合も20点前後の攻防になると予想されます。接戦になった時に、どのように1点を取れるかが勝負の分かれ目になるでしょう。

飛騨高山は松本(淑、写真)、金恩恵らバックプレーヤー陣が試合の流れを作れるか

飛騨高山は松本(淑、写真)、金恩恵らバックプレーヤー陣が試合の流れを作れるか

 

 

名古屋は前週に続いてホームでの試合になります。攻撃陣に復調の兆しが見える名古屋は、多彩なDFが武器の飛騨高山を打ち崩せるか。

 

男子は1試合のみ行なわれます。なかなか勝ち星に恵まれない北電と、後半戦黒星スタートの合成が対戦します。合成は大同、東日本に勝利するも、中位陣との試合ではなかなか白星を奪えずにいます。先週もトヨタ紡織九州に敗れ、8位に順位を落としています。どちらものどから手が出るほどほしい勝点2。立ち上がりが試合のカギになるでしょう。

 

第10週の各試合も、JHL TVで配信されます。また、会場の案内やリーグの詳細情報はJHL公式ホームページ、各試合の結果速報はJHL公式Twitterからご確認ください。

JHL公式ホームページ:http://www.jhl.handball.jp
JHL公式Twitter:http://twitter.com/jhl_official
JHL TV公式サイト:http://www.jhltv.com


カテゴリー: JHL, 実業団
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