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2016年7月2日

U-22東アジア選手権に向け男子ユースが最終調整

7月4日に開幕する第4回U-22東アジア選手権(中国)に向けて、男子ユース代表が東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで直前合宿を行なっています。
前回の合宿から大会へ臨むメンバー16人を選び、この合宿でチーム戦術の徹底を図っています。

 

取材に訪れた日は、本番と同じウォーミングアップをこなしてから練習に入りました。
練習では相手が1人少ない状況などさまざまな場面を想定。また、この7月から施行される新ルールに対しての理解を深めるために、7人攻撃の練習をしていました。
その後、短い時間でのゲーム形式でこの日の練習は締めくくられました。
少々疲れが溜まっているようすもありましたが、キャプテンの村木を中心に藤田、矢野ら高校2年生が率先して声を出し、チームを盛り立てていました。

アップの確認中に高校2年生組が中心となってチームを活気づける(写真は矢野)

アップの確認中に高校2年生組が中心となってチームを活気づける(写真は矢野)

 

国内基準ではなく、海外での試合を意識し、練習中からコンタクトはハードに。

国内基準ではなく、海外での試合を意識し、練習中からコンタクトはハードに。

 

調子を上げているロングヒッターの部井久。「ゲームの運びを大切にし、きつい時こそがんばりたい」と意気込む

調子を上げているロングヒッターの部井久。「ゲームの運びを大切にし、きつい時こそがんばりたい」と意気込む

 

 

今回のメンバーにとって、国際舞台を戦うのは、前回の世界ユース選手権に出場したGK高光、徳田以外は初めて。最大のターゲットにしているアジアユース選手権(8月27日~9月7日、バーレーン)に向けて1つでも多くの経験を得たいところ。所監督も「この大会は武者修行。試合の中でチームのベースを確立していきたい」と選手、スタッフともにアジアユースにつながる戦いがしたいと話しました。高光も前回のユース経験者として意識を高く持ちます。「U-16で韓国と戦っただけの選手が多いので、世界は打点がどれぐらい高いのかとか、こんな選手がいるんだよってことを伝えていきたいですね」。

 

アジアユース開幕まで約2ヵ月と時間はあるように感じられますが、U-22東アジア選手権後にはインターハイ、国体のブロック予選があったりと、集まれる期間はわずか。大会で感じた課題に対し、選手それぞれが所属チームに戻ってからどう取り組むかも重要になってきます。

 

U-22東アジア選手権には日本のほかに、韓国、中国、台湾、香港の5チームが出場し、リーグ戦で順位が争われます。ほかのチームはジュニア世代など上の年代での出場が予想され、体格と経験に優る相手にどう戦うかは、本番のアジアユースにつながることでしょう。

 

【日本男子選手団】
GK:高光凌(国士大)、堀田陽大(大体大浪商高)、萩原奨太朗(横浜創学館高)
CP:阿部奎太(国士大)、藤川翔大、助安大成、徳田廉之介(岩国工高)、矢野世人、浅川律樹(大体大浪商高)、髙野颯太(浦和学院高)、村木幸輝、若狭圭悟(総社高)、山田翔騎(大分高)、部井久アダム勇樹(博多高)、服部將成(中部大春日丘高)、藤田龍雅(法政二高)

 

【チームスタッフ】
監督:所努(日本ハンドボール協会)
コーチ:古家雅之(日本ハンドボール協会)
GKコーチ:荻田圭(日本ハンドボール協会)
トレーナー:飯田純一郎(日本ハンドボール協会)

 

日本ハンドボール協会ホームページ:http://www.handball.jp/games/2016/u22_eastasia/4th_east_asian_U22.html


カテゴリー: 大学生, 日本代表, 高校
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