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2016年7月20日

新生おりひめジャパンはコンセプトの徹底から

7月22日からスタートするヒロシマ国際に向けて合宿を組んでいる日本女子代表・おりひめジャパン。ウルリック・キルケリー新監督を迎え、リオデジャネイロ・オリンピックをめざして戦ったメンバーから大きく入れ替わりがありました。6月の日韓定期戦も含め、多くの中堅・若手が招集されているため、まずはチームとしての約束事の共有、徹底に取り組んでいます。

 

ミスよりも、いいプレーに対するポジティブな声かけが多かったキルケリー監督

ミスよりも、いいプレーに対するポジティブな声かけが多かったキルケリー監督

 

取材に訪れた日は、男子・浦和学院高に力を借りての練習試合が実施されました。

 

1本目は、これまでの代表から引き続きメンバー入りしている永田(しおり、オムロン)、原、池原(ともに三重バイオレットアイリス)、塩田、横嶋(ともに北國銀行)らでスタートしましたが、OFでは、ルール変更により取り入れるチームが世界的に増えている7人攻撃や、積極的なクイックスタートなど、新しい部分に果敢にトライする一方、セットOFで細かいミスや息が合わない場面も多く、高校生ながら長身の選手が揃う浦和学院高のDFを崩せません。DFもチームコンセプトの1つである「強く当たる」という部分を出し切れず、攻守ともにチグハグな展開が続きました。

 

合宿にはヒロシマ国際に参加する18人以上の選手が呼ばれており、メンバーを入れ替えながらの戦いとなったこともありますが、まさに動き出したばかり、という印象を受けました。

 

この日、インタビューに応じてくれたキルケリー監督も「わたしたちはスタートを切ったばかり。若い選手も多い。(ファンのみなさんには)まずは我慢してほしい」と話していました(弊誌9月号、8月25日発売号でインタビューを掲載予定)。

 

広島では、広島メイプルレッズ、SKオーフス(デンマーク)、江蘇省(中国)と戦うことが決まっています。国内では男子とともに新体制初のお披露目となる貴重な代表戦です。メンバーはコチラから。湧永製薬のYoutubeでも放送されるようですが、この機会にぜひみなさん足を運んでみてはいかがでしょうか。

 


カテゴリー: 世界, 日本代表
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