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2016年8月25日

氷見北部と松橋が日本一に 全中最終日

全国中学校大会最終日となった8月24日は男女準決勝と決勝が行なわれました。

結果は以下のとおりです。

 

【男子準決勝】

氷見北部 30-12 小松南部

滝ノ水 20-14 けやき台

 

【女子準決勝】

芦城 26-23 鶴城

松橋 33-21 東久留米西

 

【男子決勝】

氷見北部 28-14 滝ノ水

 

【女子決勝】

松橋 19-10 芦城

 

男子の準決勝は氷見北部(富山)-小松南部(石川)と滝ノ水(愛知)-けやき台(茨城)の組み合わせに。氷見北部-小松南部戦は、小松南部が好発進して先行したものの、すぐに氷見北部が追いつき逆転すると、そこから主導権は揺るがず。30-12と氷見北部が完勝しました。滝ノ水とけやき台の一戦は、前半、テンポよく得点したけやき台を滝ノ水が追いかける流れに。2-7と5点差まで広げられるも、徐々にDFを修正した滝ノ水が6-7と差を縮めてつないだ後半は、出だしからペースを握ると早々に逆転し、20-14とけやき台を突き放して勝利しました。女子準決勝は芦城(石川)-鶴城(熊本)戦が延長にまでもつれる戦いに。芦城がリードする展開でしたが、キャプテン辻が失格になるハプニングもあり動揺を隠せずにいると、鶴城が後半終了間際に追いつき延長戦へ。しかし、逆転を許さなかった芦城が最後は3連打で26-23として逃げ切りました。松橋(熊本)と東久留米西(東京)の一戦は松橋が出だしからリード。東久留米西は下級生主体ながら春の女王相手に粘り強く攻め続けましたが、21-33で敗れました。

 

 

氷見北部と滝ノ水の対戦となった男子決勝は、前半6分までは3-3と同点で進んでいましたが、氷見北部・沢井のポストシュートを皮切りに、流れは一気に氷見北部へ。3:2:1DFで滝ノ水OFを封じ込めると、攻撃でも相手を圧倒し、前半を13-6で折り返します。後半も、氷見北部がダブルスカイや7人攻撃など多彩な攻撃を見せ、試合を優位に進めました。一方の滝ノ水は後半3分、11分と2度のタイムアウトを取ったものの、高く当たってくる氷見北部DFを攻略できず、リズムを作るまでには至りませんでした。逆に氷見北部は相手のミスからの速攻でさらに得点を重ね、終わってみれば28-14と大差をつけて勝利。15年ぶり2回目の優勝を決めました。

 

滝ノ水・三谷は攻撃の軸となって得点を奪ったが点差は縮まらなかった

滝ノ水・三谷は攻撃の軸となって得点を奪ったが点差は縮まらなかった

 

優勝が決まり歓喜の雄叫びをあげる氷見北部セブン

優勝が決まり歓喜の雄叫びをあげる氷見北部セブン

 

女子決勝は、今年3月の春の全国中学生選手権大会と同様の松橋-芦城の組み合わせに。松橋が前半7分に5-1と好発進するも、その後シュートを芦城のGK上嶋に阻止されてリズムを崩すと、徐々に追い上げられ、7-6で前半を終えました。後半は6分まで10-9と競り合いましたが、そこから一気に突き放しにかっかった松橋。橋口のポストシュートや速攻を皮切りに9点を積み上げると、守っても19分間を1失点に抑える堅守ぶりで19-10と日本一へ突き進みました。この結果、春夏連覇を達成。全中は20年ぶりの大会制覇となりました。

 

攻守でチームを引っ張った芦城・辻

攻守でチームを引っ張った芦城・辻

 

松橋

春夏連覇した松橋は部旗を翻し笑顔でコートを駆け抜けた

 

試合終了後の閉会式では大会優秀選手が男女7人ずつ発表されました。

 

【男子優秀選手】

朝野睴英、坂直哉、澤井久宣、(氷見北部)、森本大貴、三谷光翼(滝ノ水)、宮城修(小松南部)、田口裕貴(けやき台)

 

【女子優秀選手】

山脇みなみ、一ノ宮萌、橋口和佳奈(松橋)、上嶋亜樹、藤井咲良(芦城)、山本桃虹(東久留米西)、白石理子(鶴城)

 

10月号にて今大会の特集予定です。決勝戦のレビューはもちろん出場した40チームの紹介も。お楽しみに!


カテゴリー: 中学校
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