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2017年5月22日

世界をイメージしトレーニング強度を高める 男子ユース代表強化合宿

第7回世界男子ユース選手権(8月8~20日、ジョージア)に出場する日本男子ユース代表(U-19)が、第2回となる強化合宿を5月17日から21日の日程で東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行ないました。

 

「コンタクトの強度を上げることと、細かなところまでの戦術を落とし込むこと」を今回の合宿のテーマにあげた所監督。
合宿前の10日には、世界ユースの組み合わせが決まったこともあり、練習前には相手の試合映像をチェックしていました。選手たちはその映像を頭に入れ、自分たちよりも大きな相手に対してどのようにして攻める、守るかのかを明確にイメージして練習に入りました。

鋭いシュートを放つなど好調さが感じられた部井久。「ヨーロッパのチームと戦えることにワクワクしている」と国際大会への準備を進める

鋭いシュートを放つなど好調さが感じられた部井久。「ヨーロッパのチームと戦えることにワクワクしている」と国際大会への準備を進める

 

DF練習では、ポストを入れた2対2の守り方を徹底。中央での練習はもちろんのこと、6:0DFの時、相手が大柄なポストを1枚目と2枚目の間に置くことを想定して右側、左側の2箇所でもトレーニングに取り組み、2人連動してポストを押し上げたり、左右どちらかへ方向付けることをチーム全員で確認しました。対戦相手を意識したことで、コンタクトや球際の激しさが前回の合宿よりも増している印象を受けました。

2対2のDF練習では激しい攻防が見られた

2対2のDF練習では激しい攻防が見られた

 

男子ユース代表はこのあと来月末にドイツで開かれるリューベック国際に出場予定。この大会には6ヵ国が出場し、世界ユースでも同じ組になったドイツ、アルジェリアと1次リーグで戦い、世界との差を肌で感じる絶好の機会になります。所監督は「こちらの情報が漏れるリスクはあるが、相手の情報も得られる。また大きな選手が揃う海外勢への耐性をつけていきたい」と話しました。

 

【合宿参加選手】
阿部奎太、高光凌(国士大)、徳田廉之介、髙野颯太(筑波大)、堀田陽大(大体大)、村木幸輝、山田翔騎(関学大)、服部將成(明大)、中村光(日体大)、若狭圭悟、寺島健太、大村俊介(中大)、末岡拓美(福岡大)、山本千尋(立大)、本田悠也(法大)、部井久アダム勇樹(博多高)、中村翼、落田駿兵(北陸高)、矢野世人、蔦谷大雅(大体大浪商高)、藤田龍雅、高橋海(法政二高)

 

【世界ユース1次リーグ組み合わせ】
A組:フランス、デンマーク、スウェーデン、バーレーン、エジプト、ノルウェー
B組:ドイツ、アイスランド、ジョージア、チリ、日本、アルジェリア
C組:クロアチア、アルゼンチン、ブラジル、ポルトガル、ベネズエラ、韓国
D組:スロベニア、スペイン、セルビア、チュニジア、ロシア、メキシコ


カテゴリー: 大学生, 日本代表, 高校
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