中断前ラストゲームの女子　JHL第11週プレビュー | 編集部ブログ | スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります

2017年11月6日

中断前ラストゲームの女子　JHL第11週プレビュー

第42回日本ハンドボールリーグ（JHL）は、11月７日から第11週が行なわれます。

第10週では、女子・北國銀行の連勝記録が59でストップ。首位はキープしたものの、４シーズンぶりの黒星は大きな話題になりました。女子は今週を終えると中断期間に入ります。

第11週の日程は以下のとおりです。

【第11週日程】
・11月７日（火）
福井・北陸電力福井体育館フレア
19：00～　北陸電力－豊田合成

・11月11日（土）
宮城・フラップ大郷21
13：00～　トヨタ自動車東日本－湧永製薬

広島・中区スポーツセンター
14：00～　☆広島メイプルレッズ－プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

佐賀・芦刈文化体育館
15：00～　トヨタ紡織九州－豊田合成

鹿児島・霧島市国分体育館
13：00～　☆ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング－オムロン
15：30～　大崎電気－大同特殊鋼

沖縄・浦添市民体育館
18：00～　琉球コラソン－トヨタ車体

・11月12日（日）
三重・四日市中央緑地体育館
13：00～　☆ＨＣ名古屋－北國銀行
15：30～　☆三重バイオレットアイリス－大阪ラヴィッツ
※☆＝女子

まず７日に行なわれるのは、男子の北陸電力－豊田合成の一戦。合成は大同特殊鋼に競り勝つなど好調が続いています。北電は今シーズン初勝利を手にし、状態は悪くはありません。一巡目の戦いでは合成が勝利したものの、１点差のゲームでしたので、この試合でも競った展開になると予想されます。

合成は週末にアウェイのトヨタ紡織九州戦を控えています。上位をキープするためにも勝点を持ち帰りたいところ。ケガから戻ってきたウーゴがＤＦだけではなくＯＦにも参加し始めたのは好材料。

首位に立った大崎電気は大同特殊鋼と対戦。難敵とどのように戦うでしょうか。一戦目ではＤＦから速攻がよく機能して勝利しました。

トヨタ自動車東日本、琉球コラソンはそれぞれホームゲーム。とくに前週の２試合をともに１点差で落とした琉球は、是が非でも勝ちたいところ。

戦列に復帰した合成・ウーゴ。同じポジションの趙顯章とはひと味違ったプレーを見せる

中断前最後のゲームとなる女子は各地で４試合。

前週、60試合ぶりに黒星を喫した北國がどのように立て直してくるのかに注目が集まります。シュートを決めきれなかったところを修正できるか。ＤＦではなかなかルーズボールをキープできなかっただけに、ワンプレーに対する集中力が求められます。

北國を撃破した広島は勢いがあります。北國戦同様、ＧＫ板野を中心としたＤＦから素早い展開に持ち込み、いい形で中断期間に入りたいところ。対するプレステージ・インターナショナル　アランマーレにとっては広島のストロングポイントをどれだけ消せるかがカギに。

３位・ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングと５位・オムロンの対決も見逃せない一戦です。勝点差はわずかに１。オムロンが勝てば順位を逆転できます。ホームのソニーは、地の利を活かせるか。

オムロンと勝点で並ぶ三重は年内最後のホーム戦。前週は上位陣との戦いを１分１敗という結果でした。この試合は後半戦につながるような内容と結果が求められます。対戦相手の大阪ラヴィッツはケガ人続出状の状態ながら、田中、古川らの活躍でアランマーレと同じく今シーズン２勝目をあげました。この試合でも粘り強さを出していけるか。