2017年11月6日
11月5日に3日目を迎えた男子第60回、女子第53回全日本学生ハンドボール選手権大会は、メダル獲得圏内である準決勝進出をかけた3回戦が行なわれました。
試合の結果は以下のとおりです。
【男子3回戦】
国士大 35-19 法大
大同大 35-22 関西大
日大 36-28 大体大
筑波大 26(延長)25 福岡大
【女子3回戦】
大体大 20-12 早大
東女体大 30-18 環太平洋大
大教大 26-23 東海大
筑波大 33-17 国士大
前回王者の国士大は盤石の戦いぶり。法大を相手に17-7と前半から圧倒すると、試合終盤には選手を入れ替える余裕も見せて、35-19で準決勝に駒を進めました。同じ時間に行なわれた大同大-関西大の西日本勢同士の対決は、大同大が序盤から優位に立ちました。その後も、中大、明大と関東勢を次々撃破してきた関西大を寄せつけずに35-22と、2年連続でベスト4入り。日大-大体大戦は前半15分まで一進一退の攻防を繰り広げていましたが、ここから日大が連打で抜け出すと、一度も大体大にリードされることなく36-28で勝利を収めました。筑波大-福岡大の試合は両GKの好セーブもあり、ロースコアの接戦に。延長戦までもつれた試合は、延長後半残り2分を切っての筑波大の2連打が決め手となり、26-25で筑波大が勝利しました。
女子は、大体大、東女体大、大教大、筑波大と関西、関東の秋季リーグ上位2校がベスト4に勝ち残りました。5連覇をめざす大体大は、前半こそ早大DFに対応し切れずに苦戦を強いられましたが、後半3分からの4連打で波に乗ると、20-12で早大を退けて準決勝へ。東女体大-環太平洋大戦は、拮抗した展開の中、前半終盤の3連取で東女体大がリズムをつかみます。後半、東女体大はそのまま一気に突き放して30-18と快勝を収めました。関東対決となった筑波大と国士大の一戦は、筑波大が関東女王の力を見せつけ33-17で快勝。混戦となったのは、大教大-東海大のカードでした。シーソーゲームとなりながらも、エース村松を中心に得点を重ねた大教大が26-23で東海大から逃げ切り、昨年逃したベスト4入りを決めました。
本日は男女準決勝が行なわれます。組み合わせは以下のとおり。
結果速報は弊社Twitterから。
【男子準決勝】
国士大-大同大
日大―筑波大
【女子準決勝】
大体大-東女体大
大教大-筑波大
本日の試合から「ジェイネットTV」でインターネット配信されます。
大会の詳細は、日本ハンドボール協会HPにてご確認ください。