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2017年12月28日

激闘を制した大分、愛知が頂点に JOCカップ

沖縄を舞台に12月24日から熱戦が繰り広げられてきた第26回JOCジュニアリンピックカップは、27日に男女の決勝戦が行なわれました。

決勝の結果は以下のとおりです。

 

【女子決勝】
大分 19-18 沖縄
※大分は2年連続4回目の優勝

 

【男子決勝】
愛知 23-18 広島
※愛知は2年ぶり7回目の優勝

 

女子の決勝戦は大分-沖縄の九州対決に。試合は大分が幸先よく2点を先行しますが、沖縄はすぐに反撃。金城(菜)や西田(瑞)らで5連取して主導権を握ります。大分も負けじとサイド、ポスト、ミドルなどの多彩な攻撃を見せました。前半17分6-6の同点からはシーソーゲームに。前半終了間際、又吉がシュートを決め、10-9の沖縄リードで折り返します。
後半に入っても両者譲らず緊迫した攻防が続きました。残り時間2分を切った18-18の場面から、安東のサイドシュートでゴールネットを揺らした大分が勝ち越し。沖縄は地元の大歓声を後押しに逆転を狙いましたが、大分DFの壁を破ることができずタイムアップ。1点を争う好ゲームを制した大分が昨年に続く栄冠を手にしました。

2年連続でJOCカップを制した大分

地元・沖縄を退け、頂点に立った大分セブン

 

 

女子決勝に続いて行なわれた男子決勝は、全国中学校大会(全中)で優勝した滝ノ水中心の愛知と、春の全国中学生選手権大会(春中)準優勝の広島メイプルレッズJr.と全中準優勝の甲田がタッグを組んだ広島の対決となりました。開始1分も経たないうちに広島・山下、愛知・尾谷の鋭いミドルシュートが決まり、試合は点の取り合いの様相に。前半はどちらも持ち味を出した展開になりましたが、残り1分を切ってから梅村の活躍で2点を追加した愛知が14-12と2点をリードして折り返しました。後半に入ると守護神・楠本を中心とした強固なDFからリズムを作った愛知が徐々に点差を広げていきます。最後は広島のハイプレスDFを振り切って白丸がゴールを決め、23-18で試合終了。前評判どおりの活躍を見せた愛知が2年ぶりの頂点に立ちました(通算7回目)。

2年ぶりの優勝で歓喜に沸く愛知セブン

2年ぶりの優勝で歓喜に沸く愛知セブン

 

 

閉会式では、今大会の表彰選手が発表されました。オリンピック有望選手には、センス抜群の福井男子・藤坂、最優秀選手には愛知男子・尾谷、大分女子・石川の2選手が選出されました。

表彰選手は以下のとおりです。

 

【オリンピック有望選手】

・男子
藤坂尚輝(福井・明倫)

・女子
該当者なし

 

【最優秀選手】

・男子
尾谷浩希(愛知・滝ノ水)

・女子
石川空(大分・原川)

 

【優秀選手】

・男子
大山翔伍(茨城・手代木)
田中祐人(茨城・土浦三)
松原敦希(埼玉・田島)
大竹徹大(愛知・滝ノ水)
楠本颯大(愛知・滝ノ水)
酒井翔麻(三重・白子)
山下倖輝(広島・広島メイプルレッズJr.)

 

・女子
萩尾ほのか(大分・原川)
幡東妃美希(大分・原川)
有働千春(熊本・山鹿)
西田瑞歩(沖縄・美東)
福井すみれ(愛知・竜北)
伊藤結衣(東京・東久留米西)
藤原ひなた(岩手・花巻)

 

 

今大会の熱戦は、2018年2月号(18年1月23日発売)で速報としてお伝えし、2018年3月号(2月20日発売予定)で特集予定です。


カテゴリー: 中学校
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