再開初戦で年末のリターンマッチ　JHL第17週プレビュー | 編集部ブログ | スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります

2018年1月5日

再開初戦で年末のリターンマッチ　JHL第17週プレビュー

第42回日本ハンドボールリーグ（JHL）は、11月からブレイク期間に入っていた女子のリーグ戦が再開。１月６日と８日に第17週の女子８試合が行なわれます。

まずは中断前までの順位です。

【女子順位】
１位：北國銀行　勝点22
２位：広島メイプルレッズ　同20
３位：三重バイオレットアイリス　同17
４位：オムロン　同17
５位：ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　同16
６位：ＨＣ名古屋　同６
７位：大阪ラヴィッツ　同４
８位：プレステージ・インターナショナル　アランマーレ　同４
９位：飛騨高山ブラックブルズ岐阜　同２

レギュラーシーズンの連勝がストップした女王・北國銀行ですが、ここまで勝点22で首位に立っています。大阪ラヴィッツ、プレステージ・インターナショナル　アランマーレの新規参入組はともに２勝をあげました。

第17週では昨年末、日本選手権決勝で戦った北國とオムロンがいきなり再戦を迎えます。年末の戦いではオムロンが20－19で接戦を制しました。そこから約２週間後に迎えるこの１戦、女王がリベンジを果たすかそれともオムロンが再び白星を手にするか。

第17週の日程は以下のとおりです。

【第17週日程】
・１月６日（土）
石川・小松総合体育館
13：00～　北國銀行－オムロン

愛知・ブラザー体育館
13：00～　ＨＣ名古屋－飛騨高山ブラックブルズ岐阜

大阪・近大記念会館
14：00～　大阪ラヴィッツ－プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

鹿児島・姶良市総合運動公園体育館
13：00～　ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング－三重バイオレットアイリス

・１月８日（祝月）
愛知・ブラザー体育館
13：00～　ＨＣ名古屋－オムロン

岐阜・飛騨高山ビッグアリーナ
13：00～　飛騨高山ブラックブルズ岐阜－プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

大阪・サンエイワーク　住吉スポーツセンター
14：00～　大阪ラヴィッツ－北國銀行

広島・マエダハウジング東区スポーツセンター
14：00～　広島メイプルレッズ－ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング

昨年末の日本選手権で熱戦を演じた北國とオムロンが再開初戦で激突します。昨シーズンも同じような状況で戦い、意地を見せた北國が11点差（27－16）の快勝を収めました。
オムロンは１年前の失敗を活かしたいところ。ロースコアの展開に持ち込むために、日本選手権で優勝を引き寄せる７ｍＴセーブを見せたＧＫ宮川の活躍は必須に。
北國のポイントは得点力。相手のミスを素早く速攻につなげるパターンで25点以上奪えれば、白星も近づくでしょう。
リーグ後半戦を占う重要な一戦。年末同様、見逃せない戦いになります。

ソニー－三重のカードも日本選手権で行なわれた一戦です。年末の戦いでは三重が接戦を制して４強に進みました。両チームの勝点差は１ですが、三重はソニーに比べて消化試合が２つ多い状況です。地力で４位以内に入るためには落とせないゲームに。
ソニーは８日にも４位以内を争う広島との対戦を控えています。ここで避けたいのは２連敗。元韓国代表の權根慧がケガで離脱した影響もあり、日本選手権では攻撃陣が不発に終わりました。三重、広島撃破のためには攻撃の整理が必要か。

このほか、名古屋と大阪がホーム２連戦。最下位の飛騨高山はアウェイの名古屋戦、ホームのアランマーレ戦になります。アランマーレには第１戦では敗れましたが、日本選手権では快勝しました。また、昨年までＤＦをまとめてきた池之端が現役復帰するなど流れを変えられる要素は充分。