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2018年3月29日

氷見が快勝で優勝に王手 高校センバツ男子準決勝結果

兵庫県神戸市を舞台に開催されている第41回全国高校ハンドボール選抜大会(高校センバツ)は、決勝進出をかけた男子準決勝が28日に行なわれました。優勝候補・氷見(富山)は大体大浪商(大坂)から46点を奪って快勝。昨夏のインターハイに続いて全国大会決勝に進みました。駿台甲府(山梨)は大分雄城台(大分)に逆転勝利を収め、チーム史上初の決勝進出を決めました。

準決勝の結果は以下のとおり。

 

【男子準決勝結果】

駿台甲府 28-26 大分雄城台
氷見 46-33 大体大浪商

 

前評判が高かった氷見は、ユース代表・蔦谷を擁する大体大浪商を寄せつけず、46−33で勝利しました。蔦谷対策として氷見は長身・窪田(189cm)や安平をトップに据える5:1DFを起用し、流れをつかみます。蔦谷を自由にさせず、守るシーンが徐々に増えていくと、安平、清水で攻め込みました。正確な攻撃を次々に仕掛けて前半だけで26得点。大体大浪商も15点を奪いましたが、氷見の攻撃力はそれ以上でした。この点差を活かしながら後半も進めていきます。メンバーを入れ替えるなど余裕を持った戦いを見せた氷見が完勝を収めました。

日本一まであと1勝とした氷見セブン

日本一まであと1勝とした氷見セブン

 

もう1つの試合は駿台甲府と大分雄城台のカードに。ここまでGK伊藤を中心とした堅守で勝ち上がってきた大分雄城台が、この試合も全員が連動して高い攻撃力を持つ駿台甲府OFを封じます。11−7と大分雄城台のリードで後半に入ると、立ち上がりには15−9と6点差まで開きました。しかし、駿台甲府はエース佐藤(陽)が獅子奮迅の活躍を見せます。ポストを使った2対2からのミドルシュートなどを相手ゴールに突き刺し追いかけます。駿台甲府が盛り返して2点差にすると、ここから取ったら取り返す展開に。約10分ほど2、3点差の攻防が続きました。均衡が崩れたのは後半18分。駿台甲府・古屋がスティールからドリブルで持ち込み20−21と1点差にしました。24分には深澤がシュートを決めて24−23と逆転。残り5分間はお互いの意地がぶつかり合い、1点を争う激しい攻防が見られました。佐藤(陽)が最後までシュートを決め続けた駿台甲府が28−26で逆転勝利。駿台甲府は初の全国大会決勝進出となります。

連日の接戦を乗り越えた駿台甲府セブンは初の大舞台進出を決めた

連日の接戦を乗り越えた駿台甲府セブンは初の大舞台進出を決めた

 

今大会も残すところあと1試合のみとなりました。ともに攻撃力に自信を持つ同士。ハイスコアゲームになることは間違いないでしょう。決勝結果は弊社TwitterFacebookで速報予定。トーナメント、詳細日程は大会ホームページでご確認を。


カテゴリー: 高校
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