2018年12月23日
笑顔で年末を迎えるのは? 日本選手権女子決勝プレビュー
12月19日から、大阪を舞台に開催されている第70回日本選手権・女子の部。
22日の準決勝を終えて、決勝へと勝ち進んだのは、7大会連続の決勝で、3大会ぶり4回目の優勝を狙う北國銀行と、7大会ぶりにここまで勝ち上がったソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの2チームです。
北國は三重バイオレットアイリスと、ソニーは大体大と、それぞれ準決勝で対戦。
オムロンに完勝し、上昇気流に乗ったまま北國戦へと入ってきた三重に対し、気負いもなく試合序盤から安定したDFで対応した北國は、相手のミスを見逃さないソツのない戦いを見せて35−19と圧勝。ゆうゆうと最終決戦へとコマを進めました。
一方のソニーは、広島メイプルレッズ、飛騨高山ブラックブルズ岐阜のJHL勢を倒し、初の決勝が視野に入ってきた大体大を迎え撃ちました。
スタートこそ、よく集中した大体大の攻守にやや戸惑いましたが、左バック金茶榮の、大体大DFのスキを正確に突く個人技でペースを握ると、前半中盤からは終始試合のペースを握り、30−25で大体大の挑戦を退けました。
今日、23日の決勝では、ソニーがいかに北國の堅いDFを前にして、焦らずに攻め切れるかが1つのポイントになりそうです。総合力では北國に分があるだけに、ソニーとしては、川村、金茶榮、北原、安倍、谷らのバックプレーヤー陣が簡単にミスを重ねるような展開だけは避けたいところです。
笑顔で年末を迎えることができるのは北國、ソニーどちらのチームでしょうか。決勝戦は14時から大阪・守口市民体育館でスローオフ。「NHK Eテレ」でテレビ放送もあります。
カテゴリー: 一般・社会人
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