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2019年6月21日

熊本世界女子選手権 日本はDグループに

11月30日から熊本県で開催される第24回世界女子選手権のグループラウンド組み合わせ抽選会が、6月21日、東京・銀座のGINZA SIX・観世能楽堂で行なわれました。

 

大陸予選の結果など、国際ハンドボール連盟(IHF)の規定に従って6つのポットに分けられた24チームを、4つのグループに6チームずつ分けていくこの抽選会。

 

ポット6の4チーム(カザフスタン、キューバ、コンゴ民主共和国、オーストラリア)から始まり、ポット5(ブラジル、アンゴラ、セネガル、アルゼンチン)、4(スペイン、スロベニア、韓国、中国)のあと、日本が入っているポット3(日本、モンテネグロ、ドイツ、セルビア)があとに回り、ポット2(ノルウェー、スウェーデン、ハンガリー、デンマーク)、1(フランス、ロシア、オランダ、ルーマニア)が終わったあと、開催国の日本がA〜Dのどのグループに入るかを決められる権利(3分以内に選択)を持つという規定になっていました。

 

熊本出身の岩本真典大崎電気アドバイザー(前大崎電気監督)、宮崎美子さん(女優)、八代亜紀さん(歌手)、山下泰裕JOC理事に加え、鈴木大地スポーツ庁長官、橋本聖子日本オリンピック委員会(JOC)副会長という6人がポットごとにドロワーとなり、抽選会が進んでいきます。

 

そしてポット3以外の組み合わせが決まったところで、ロシア、スウェーデン、中国、アルゼンチン、コンゴ民主共和国が入ったグループDをウルリク・キリケリー日本女子代表監督が選択。

 

各組分けは以下のようになりました。
【グループA】オランダ、ノルウェー、セルビア、スロベニア、アンゴラ、キューバ
【グループB】フランス、デンマーク、ドイツ、韓国、ブラジル、オーストラリア
【グループC】ルーマニア、ハンガリー、モンテネグロ、スペイン、セネガル、カザフスタン
【グループD】ロシア、スウェーデン、日本、中国、アルゼンチン、コンゴ民主共和国

 

抽選会後の記者会見で、ハッサン・ムスタファ会長が「(日本は)イージーなグループを選んだと思う。いい結果に期待したい」と話したように、上位4チームまでが決勝トーナメントに進めた前回大会からレギュレーションが変わり、上位3チームまでが次のラウンドに進む形になった今大会では、最もグループリーグ突破の可能性が高いグループだと言っていいでしょう。

記者会見に出席した日本女子代表・おりひめジャパン

記者会見に出席した日本女子代表・おりひめジャパン

 

 

キルケリー監督も「現時点で目標を語るには早すぎる。どの大会でも次のラウンドに進むことを考えるだけ」と慎重な姿勢は崩さなかったものの、「中国、アルゼンチンと3位を争うことになるだろう」と、グループDの力関係について見通しを口にしました。

 

最も恵まれたグループに入ったとはいえ、非公開試合となった17日の中国戦で25−21と勝利した一方、19日の日韓定期戦で20−31と韓国に大敗し、「波の激しさ」(キャプテン原)など、メンタル面も含め、道半ばのおりひめジャパン。

 

2年前の世界選手権(ドイツ)ベスト16入りを上回るインパクトを世界に与えるためには、まだまだ完成度を高める必要があります。開幕まで約5ヵ月。キルケリー監督がどうチームを仕上げていくのか、引き続き注目が集まります。

 


カテゴリー: 世界, 熊本世界選手権
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