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2019年6月24日

大量失点で2連敗 JAPAN CUP 2019第二戦

日本男子代表・彗星ジャパンは22日、東京・アリーナ立川立飛でスウェーデン代表との「JAPAN CUP 2019」第二戦を戦い、25-36で敗れ2連敗となりました。

20日の第一戦は代表デビュー戦となる北詰の活躍などがありましたが、25-30の敗戦。中1日で迎えた第二戦は、土井(LW)、酒井(PV)、元木(RW)、吉野(BP)、東江(BP)、徳田(BP)の布陣でスローオフを迎えました。GKには岩下、DFに笠原が入りました。

立ち上がりは12分まで6-7と互角の戦いに。東江、吉野、徳田のバックプレーヤートリオが積極的に攻めました。

しかし、ここから徐々にスウェーデンに圧倒され、点差を広げられてしまいます。日本のOFミスを逃さず、速攻につなげてくるスウェーデンを止められずにいると、セットDFでも5:1DFの上からミドルシュートを打ち込まれます。後半、6点差(12-18)を追いかける日本は、システムを変えながら挽回のチャンスを伺います。なかなか打開できないセットOFを左腕・徳田が巧みなステップで突破しますが、あとが続かず点差を詰められません。第一戦に比べて動きにキレがあったスウェーデンOFに手を焼き、後半19分には20-30とされ勝負あり。最後まで失点ペースを抑えられず、25-36で第一戦に続いてスウェーデンに敗れました。

DFでいい形でシュートを打ち込まれ、OFもシュート精度を欠くなど、第一戦に比べるとよさが出せなかった彗星ジャパン。シグルドソン監督は「(日韓定期戦を含め)3試合できたのはよかったが、最後のこのゲームは難しいものになった。いいリズムを見つけることができず、スウェーデンに主導権を握られた。DF面で1対1のミスが多く、そこで簡単に負けるようだと、システム、プレーの質は関係なくなってしまう」と、この試合の敗因を話しつつ、「若い選手、新しい選手が多く試合に出た。次の合宿、大会でも楽しみな存在だ」と日の丸デビューを飾った柴山、北詰らの名をあげて収穫を口にしました。

指揮官が語ったように、3試合を通じて新しい戦力がコート上で結果を残したのは1つの成果と言えます。ただ、スウェーデンの巧さや高さに圧倒されたのも事実。まだまだヨーロッパ勢との差は大きいと言えるでしょう。

 

▽JAPAN CUP 2019(第二戦)

スウェーデン 36(18-12、18-13)25 日本

【得点者】7点:徳田、6点:東江、4点:元木、3点:土井、2点:吉野、1点:柴山、北詰、部井久

スウェーデンDFを何度も突破した徳田は両チーム最多の7得点

スウェーデンDFを何度も突破した徳田は両チーム最多の7得点

 

日本DFのスキを見逃さなかったスウェーデン・クラール

日本DFのスキを見逃さなかったスウェーデン・クラール

 

 

以下、選手採点・寸評です。

 

【選手採点・寸評】 ※背番号、名前(ポジション)、採点(5点満点)、寸評の順

No.3 柴山裕貴博(RW) 2
第一戦に続いてこの試合でもゴールを記録。指揮官にアピールした。

No.5 酒井翔一朗(PV) 2
攻守ともに1対1の局面で優位性を見出せなかった。とくに相手のディスタンスシュートに対応できず。

No.10 杉岡尚樹(LW) 2
放ったシュート4本はいずれも悪くはなかったが、ゴールポストに嫌われるなど無得点に終わった。

No.12 岩下祐太(GK) 2
先発に抜擢されるも、第一戦に続いて高打点ロングへの対応に苦しんでいた。

No.13 笠原謙哉(PV) 2
この試合もフルバックに入りDF面で奮闘するも、守備の要として36失点は納得できないだろう。

No.14 北詰明未(BP) 3
第一戦のような活躍は見せられなかったが、ステップシュートは充分通用する。

No.15 部井久アダム勇樹(BP) 2
シュートを7本放った積極性は評価できるが、枠外があまりにも多すぎた。

No.16 甲斐昭人(GK) 2
前戦のデータを活かせず、相手シューターとの駆け引きに敗れた。

No.19 徳田新之介(BP) 4
相手GKのタイミングを外したシュートで最多7得点。フェイントにもキレがあった。

No.21 土井レミイ杏利(LW) 3
サイドシュートは3本中2本を沈めた。後半立ち上がりの速攻はスピンでGKのタイミングを外したが、わすかにゴールならず。

No.24 信太弘樹(BP) -
ベンチ入りするも、この試合は出番なしのまま終わった。

No.25 元木博紀(RW) 3
DFの間を割ったり、退場を誘ったりと、持ち味のスピードを活かしたプレーを見せた。

No.27 玉川裕康(PV) 3
6:0DFの中央に入り、後半8分過ぎには何度もやられていたポストを2回連続で守るシーンが見られた。

No.29 岡元竜生(PV) 2
DF面で簡単に突破を許した印象を受ける。1対1は果敢にコンタクトするも止め切れなかった。

No.31 吉野樹(BP) 3
高さがあるスウェーデンDFに挑み続けたが、2得点と韓国戦に比べると物足りない数字。

No.33 東江雄斗(BP) 4
30分ほどの出場時間だったが徳田に次ぐ6得点。たびたびカットされたポストパスの精度を高めたい。


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