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2019年11月24日

日本選手権・男子決勝はトヨタ車体vs大崎電気!

11月19日から東京で開催されている第71回日本選手権も、11月24日の決勝戦を残すのみとなりました。

その決勝の舞台にコマを進めたのはトヨタ車体と大崎電気の2チーム。

2015年の第67回大会から5大会連続の決勝進出となる車体は、4回戦から登場し、北陸電力を31−20と一蹴。準決勝・大同特殊鋼戦は思うように相手OFを守れず、際どいクロスゲームとなりましたが、試合終盤の勝負どころでDFが機能し、杉岡の速攻などで33−30と接戦を勝ち切りました。

前半ゴールを守った車体・岡本。4割を超えるセーブ率を残し、チームの調子が出ない中で後半へとつなげた。

前半ゴールを守った車体・岡本。4割を超えるセーブ率を残し、チームの調子が出ない中で後半へとつなげた。

 

一方の大崎電気も4回戦から。トヨタ自動車東日本と対戦し、序盤に思い通りのゲーム展開で差を広げたあと、思い切って若手を投入したことが裏目に出て、後半中盤までもつれましたが、立て直して残り5分で4点差まで広げて、最後は詰め寄られたもののかわして準決勝へ。

準決勝は前回大会で敗れた相手・豊田合成。「前回と同じようには負けられない」(小澤)という気持ちがうまく作用し、前半を20−13で折り返します。しかし、後半の中盤あたりで気が緩んだようなプレーが出ると合成が息を吹き返し、2度、2点差まで差を詰められます。それでも最後はDFで踏ん張り、36−31として決勝へ。

今季はそれまでのDF専門ではなく、OFでも起用されている大崎・小山。この試合は秀逸のデキでチームをけん引。

今季はそれまでのDF専門ではなく、OFでも起用されている大崎・小山。この試合は秀逸のデキでチームをけん引。

 

決勝では、車体はいかに「大崎戦はどうしても入れ込んでしまう選手が出てくる」(香川監督)、のを防ぎ、今年3月のプレーオフ決勝のように落ち着いた試合運びができるか。

大崎は好調の車体・吉野に自由にロングを打たせず、また、OFで簡単なミスからの速攻をいかに防げるかがポイントになりそうです。

会場に足を運べない人は、日本協会が行なっているライブ配信をぜひご覧ください。

 


カテゴリー: JHL, 実業団
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