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2009年6月1日

訃報

 大変残念なお知らせをしなければなりません。中学球界の名将として知られた斉藤良昭さんが、5月30日(土)未明に心筋梗塞で亡くなられました(享年61才)。
 埼玉県・吉川中央中(埼玉)の監督として2007年の春中、全国中でチームを日本一に導いたことは記憶に新しいところです。昨年3月をもって同校を定年退職、38年間の教員生活に区切りをつけたあとも指導者のいない中学生チームを巡回指導するなど精力的な活動を続けてきた斉藤さんでした。
 ある日の練習マッチでレフェリーをしているときに突然倒れて頭部を強打、そのダメージで2ヵ月ほど入院生活を送っていた斉藤さんは、リハビリをがんばりながらハンドボール復帰を強く願っていましたが、一時退院して自宅療養中に様態が急変して帰らぬ人となってしまいました。
 国士舘大を卒業後、1年間の講師生活を経て1970年に篠津中に赴任して指導者生活をスタート。その後、蓮田中、中野中、そして吉川中央中と監督を歴任しながら多くの好選手たちを球界に送り出してきた斉藤さんでした。このほど韓国・斗山から大崎電気に転籍した豊田賢治選手も教え子の1人です。
 まさしくハンドボールひと筋の情熱指導者だった斉藤さん。「あまりに早すぎた」としか言いようがありません。合掌。
 通夜が6月4日(木)PM6:00より、告別式は5日(金)AM11:00よりダイドウシティ・ホール(埼玉県蓮田市大字閏戸3959-1 ℡048-766-7777)で執り行われます。喪主は兄の斉藤努さん。
 写真は昨年7月5日の退官祝賀会での斉藤さん(㊧は豊田選手)


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