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2015年3月30日

エースの活躍光る 高校センバツ5日目

第38回全国高等学校選抜大会(高校センバツ)は29日、準決勝が行なわれ、決勝進出チームが決定しました。

男女の準決勝の結果は以下のとおりです。

 

【男子準決勝】
北陸 42 (20-15, 22-24) 39 浦添
浦和学院 27 (14-12, 13-14) 26 四日市工

 

【女子準決勝】
白梅学園 25 (11-9, 14-8) 17 高松商
小松市立 25 (10-9, 15-11) 20 四天王寺

 

連日の逆転劇で準決勝を迎えた浦添(沖縄)は、この日も追いかける展開に。前半からコート全体を使った攻撃を見せた北陸(福井)が終始リードを保ちます。センター大橋を起点に、二村、川﨑が着実にゴールネットを揺らしました。守ってもGK福本がこの日もファインセーブを連発し、点差をキープします。9点差をつけられた浦添は残り5分を切ってから猛追しますが、3点差まで詰めたところでタイムアップ。北陸が決勝進出を決めました。

チーム最多8得点を記録した北陸・川﨑

チーム最多8得点を記録した北陸・川﨑

 

もう1つの準決勝、浦和学院(埼玉)−四日市工(三重)は1点を争う試合になりました。浦和学院は山本(祐)と関根を、四日市工はエース伊藤を中心に得点を重ねます。ゲームが動いたのは後半でした。後半16分に接触から四日市工・伊藤が負傷し、一時コートを離れます。その間に浦和学院がポスト髙野らで追加点。20−18から23−19と差を広げます。しかし、伊藤が戻ると四日市工が息を吹き返し、残り1分で25−26と1点差に詰め寄ります。最後に勝負を決めたのは浦和学院のエース山本(祐)でした。冷静にオールコートマン・ツー・マンを仕掛ける四日市工DFを交わし27−25。第20大会(1997年)以来となる決勝を引き寄せました。

浦和学院のポスト髙野はチャンスを逃さなかった

浦和学院のポスト髙野はチャンスを逃さなかった

 

女子の準決勝は主砲が活躍した白梅学園(東京)と小松市立(石川)がそれぞれ制し、高校センバツのタイトルをかけて戦うことになりました。

白梅学園は、高松商(香川)のDFを青の強打と変幻自在のフォーメーションプレーで崩しました。とくに後半16分過ぎにあげた20点目は会場から大きな歓声が湧きました。フリースローの場面で青のシュートを思わせ、壁の下からゴロパスがとおり、脇田が余裕を持って決めました。終わってみれば8点差の快勝を収めた白梅学園。エースの青も12得点と調子を上げて初の決勝舞台へ臨みます。

打点の高いロングシュートで得点を量産した白梅学園・青

打点の高いロングシュートで得点を量産した白梅学園・青

 

四天王寺(大阪)を下し、11年ぶりのセンバツ制覇に王手をかけた小松市立は、この日もエース渡部が大活躍。1−4とリードされた前半8分、渡部が3連発で同点にすると、前半終了間際に相手GKのタイミングを外した技ありシュートで10−9とリードして後半戦へ。使われていたポストに対してDFを修正した小松市立は、後半10分までに差を6点まで広げます。ロングだけでなくカットインも冴えた渡部は17点を積み上げ、勝利へ導きました。

小松市立のDFを引き締めたGK木戸

小松市立のDFを引き締めたGK木戸

 

いよいよ残された試合はあと2つ。決勝は本日行なわれます。

大会の詳細日程などは大会ホームページ、または日本協会ホームページにて確認を。
結果速報は、弊社Twitterでも行ないます。


カテゴリー: 高校
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