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2015年3月29日

四日市工が初の4強入り 高校センバツ4日目

春の4強が決定!
愛知県で開催中の第38回全国高等学校選抜大会(高校センバツ)が28日、大会4日目を迎え、男女の4回戦が行なわれました。
初日から試合をしているチームにとっては、この日が4試合目。疲れが溜まってきて体力的に厳しい場面も多くなってきました。

 

まずは4回戦の結果です。

 

【男子4回戦】
北陸 24-22 藤代紫水
浦添 34-33 法政二
浦和学院 30-29 岩国工
四日市工 21-18 大体大浪商

 

【女子4回戦】
白梅学園 30-22 玉野光南
高松商 23-18 富岡東
小松市立 23-11 名経大市邨
四天王寺 25-18 横浜創英

 

 

男子の4試合はどれも白熱した試合になりました。
北陸(福井)−藤代紫水(茨城)は、GK陣が好セーブを見せた北陸が逃げきりました。敗れた藤代紫水は、エース松岡が前半終了間際に7mTでGKの顔面に当ててしまい、失格という状況ながらも、後半は仲永らが意地を見せました。
浦添(沖縄)は最大9点のリードを許すも(前半25分、9−18)、諦めず法政二(神奈川)を追撃し、残り1秒で宮國がサインプレーからカットインシュートを決めて大逆転勝利。これで3試合連続での逆転劇となり、初の準決勝へ。
浦和学院(埼玉)も、岩国工(山口)を逆転で下しました。後半22分から4連打で28−28の同点に追いつき、最後は島田の得点で試合を制しました。
そして、四日市工(三重)が27回目の出場で初のベスト4入りを果たしました。前半をリードするも、後半中盤から疲労で足が止まりだし、大体大浪商(大阪)ムードに。押され気味の雰囲気の中、伊藤が意地の2連打。エースが勝利を引き寄せました。

終了ブザーとともに拳を突き上げた四日市工・伊藤

終了ブザーとともに拳を突き上げた四日市工・伊藤

 

女子はシード校が強さを見せました。
白梅学園(東京)はこの日も相手を寄せつけず。後半22分に28−15とし、玉野光南(岡山)を下し準決勝進出です。
ともに前回ベスト8の高松商(香川)−富岡東(群馬)は、相手の速攻を封じた高松商が勝利。富岡東はエース並木が積極的に打ち込み14点を奪いました。
小松市立(石川)は、名経大市邨(愛知)をわずか11得点に封じ込めるDFが光りました。GK木戸は今大会安定した活躍を見せています。
シード校ではないものの、毎年安定した成績を残す四天王寺(大阪)は快勝で4強入り。試合序盤にGK川﨑が顔面にシュートを食らい鼻血を出してしまいますが、代わりにコートに立った泉が大当たり。その泉の好守から川上、吉岡がよく走り、横浜創英(神奈川)を突き放しました。

好守連発で流れを引き寄せた四天王寺・泉

好守連発で流れを引き寄せた四天王寺・泉

 

また、この日の試合後、地元高校生に向けた講習会が開かれました。
講師を務めたのは、日本リーグのトヨタ車体。
90分ほどの短い時間での講習会でしたが、基本的なパスから攻め方まで熱心に高校生へ教えていました。最後は、車体セブンと高校生の試合形式が行なわれました。

今季で引退する木下選手も参加して、女子選手にトレーニングを指導

今季で引退する木下選手も参加して、女子選手にトレーニングを指導

 

高校センバツはいよいよ準決勝を迎えます。
準決勝のカードは以下のとおりです。

 

【男子準決勝】
北陸−浦添
浦和学院−四日市工

 

【女子準決勝】
白梅学園−高松商
小松市立−四天王寺

 

大会の詳細日程などは大会ホームページ、または日本協会ホームページにて確認を。
結果速報は、弊社Twitterでも行ないます。


カテゴリー: 高校
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