rss
スポーツイベント・ハンドボール編集部
スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります
  • Home  » 
    • 編集部ブログ
     » 
    • 今週末はプレーオフ!!

2009年3月9日

今週末はプレーオフ!!

3月14、15日は08-09シーズンを締めくくる日本ハンドボールリーグのプレーオフが開催されます。
それに伴い、3月6日にはプレーオフ出場チームの監督が一堂に会し、記者会見が行なわれました。
それでは、各チーム監督の抱負をどうぞ!
男子
1位 大同特殊鋼・清水博之監督
「昨年と比べても平均失点が5~6点少なくなり、DF力アップしたことが今回の1位通過につながった。V4にむけて余裕があるわけではないが、取り組んできたことを平常心、平状態で発揮できれば、優勝は近づくと思う」
2位 大崎電気・首藤信一監督
「個々の能力の高い選手が多いだけに、個人プレーに走るのではなく、チームとして個々の力を機能させることが重要になってくる。宮崎を含め冷静にプレーさせたい」
3位 湧永製薬 山口修監督
「昨年から左サイドの下川と私(山口)が抜けて、世代交代の難しさを痛感したり、ケガ人などのアクシデントもあり、思い通りのシーズンを戦えなかった。とにかく湧永のハンドボールをしっかりやっていきたい。プレーオフは接戦になると思うので、イージーミスを減らすことがカギになる」
4位 トヨタ車体 野村広明ヘッドコーチ
「これまでは退場者が出ることで5人でプレーする時間帯が長く苦しんだが、フィジカルを鍛え上げたことによって、足腰が強くなり、6人で戦える時間が圧倒的に増えた。昨年、一昨年のプレーオフでは出だし10分で引き離されて、自分たちの良さを発揮できずに終わっただけに、スタートを意識していきたい。接戦に持ち込み、粘ることができれば最後に持ち味のフィジカルが活きてくるはず」
女子
1位 オムロン・黄慶泳ヘッドコーチ
「サイドが水野(昨シーズンで引退)から城内にに変わり、GKも勝田から藤間に変えているのが昨シーズンからの変化。ソニーも北國も機動力、スピードのあるチームでこれまでは、ハイテンポな流れに付き合わされる形だったが、今年は、こちらからハイテンポな仕掛けをしていて、いい方向に向かっている。4連覇へは、最小限の失点に抑えて粘り勝つスタイルを貫いていきたい」
2位 ソニーセミコンダクタ九州・緒方嗣雄監督
「田中美音子という大きな穴が今年の課題。とくにOF面では苦労したが、リーグ終盤になって樋口真央が機能しだした。いい流れを作ることができれば、というところだが、1つ歯車が狂うと大敗するという怖さもある」
3位 北國銀行・荷川取義浩監督
「リーグの中でも平均身長が低く、小さいというハンデを運動量でカバーしている。カギはその運動量で60分を戦い抜けるかというところ。あとはプレーの共通理解。上町だけでなく、全員が役割を果たすことを意識している」
また、監督それぞれが以下の選手を攻守の軸に指名! 
みなさんも観戦の際は要チェックです。
男子
大同 DF 武田 OF 末松
大崎 DF 永島・浦和 OF 猪妻・岩永・内田
湧永 DF 武藤 OF 新・坂本
車体 DF 藤田 OF 門山
女子
オムロン DF 藤間 OF 城内
ソニー DF 飛田 OF 樋口
北國  DF 田代・小野澤 OF 上町・小野澤
 
そして、今回のプレーオフの注目ポイントをもう1つ。
これまで日本リーグプレーオフでは、多くの外国人レフェリーを招いてきたが、今回は、「中東の笛」問題で大きな話題を呼んだクウェートのレフェリーペアを招待することが発表された。
日本ハンドボール協会・市原副会長は「スポーツの意味を理解し合おうという意図を持って招待に踏み切った。クウェート人レフェリーには、日本の文化の中でスポーツマンシップを見習ってほしい」とし、スポーツでの交流を推進し、アジアの友好関係を深める姿勢を示した。
ジャシム・アル・スワイラム 30才
アーマド・アル・ムタワ 26才
2006年より国際審判に昇格
07年の世界男子ジュニア選手権や世界女子選手権など国際大会でを担当。
不正なジャッジを繰り返すイメージが先行する中東レフェリーだが、本来は実力のあるレフェリーばかり。まだ、どのカードを担当するかは未定だが、どんなジャッジングをするのかじつに興味深い。
見所いっぱいの第33回日本リーグプレーオフの詳細は日本ハンドボールリーグホームページで!


カテゴリー: JHL
▶コメント » 0

コメント