2009年8月6日
インターハイ決勝カードが決まりました。
男子が北陸(福井)vs興南(沖縄)、女子は名経大市邨(愛知)vs四天王寺(大阪)の対戦です。インターハイ5連覇を狙った女子・洛北(京都)は準決勝で四天王寺に敗れ、偉業達成ななりませんでした。男子は春のセンバツ決勝と同じ顔合わせです。
春夏連覇を狙う北陸、名経大市邨に対し、春のリベンジを誓う興南、洛北を破った勢いを追い風にしたい四天王寺が挑む決勝戦は、まさに目の離せないスリリングな展開が必至です。
京都府立山城運動総合公園体育館での女子決勝は10:00、男子決勝は11:30のスローオフとなります。泣いても笑ってもあと1日を残すのみ。お近くの方はぜひ会場に足を運んで観戦してください。
なお、これまで北陸高「志々場連合」のシンボル的存在だった志々場修二さんは、学校の定年を機に監督を勇退して総監督となり、この4月からはベンチ入りせずにスタンドで北陸セブンの戦いぶりを見つめ続けています。「選手強化と同じように指導者養成も大切なこと。後継者に任すべきところはスパッと任さなければ」と語っていました。さて、今大会は4回戦までスタンドからの観戦で準決勝はベンチ入りしましたが、決勝戦はどうするのか。福村監督は「すべては本人次第」と言っていました。
また、女子の準決勝で話題となったのが3姉妹が敵味方に分かれて戦った四天王寺-洛北戦。四天王寺の角南唯選手と洛北の角南涼選手は双子の姉妹で、ともにチームのキャプテン。そして、1つ下の角南果帆選手は洛北のポストととしてプレーしていました。
これまでの姉妹対決は、ことごとく涼、果帆選手の洛北に軍配が上がっていましたが、この夏舞台では唯選手の四天王寺が歓喜の勝利をつかんだのでした。明日の決勝戦は「姉妹2人の分もがんばりたい」と燃える唯選手の熱い思いに注目が集まるところです。