2008年3月21日
女子、再予選が無効に
↑審判の判定に対して、正常なジャッジを、と必死に訴える韓国代表・呉成玉(オ・ソンオク、元広島メイプルレッズ)(撮影・白井暁子=本誌編集部/昨年8月25~28日までカザフスタンで行われた北京オリンピックアジア女子予選にて)
3月20日、CAS(国際スポーツ仲裁裁判所)が、AHF(アジアハンドボール連盟)が再予選の無効を求めて訴えた件についての判決を出しました。
結果は、映像などの証拠が充分に揃っていた男子については「IHF(国際ハンドボール連盟)が提出した資料で判定内容がひどかったので主張を認め」(リーブ事務局長)有効としましたが、女子は映像など決め手となる証拠に乏しかったため、再予選は無効とされたということです。
この結果を受けて、8月の予選で1位となったカザフスタンが北京行きを決め、韓国が世界最終予選に回り、日本も出場できるとはいえ、組み合わせ、開催場所が変わってくる可能性が出てきました。
裁判では証拠が揃わなければ勝てないのはもちろんですが、前提としてその証拠さえ残させなかったカザフスタンのやり方そのものに問題があったと思うと、やはり納得がいきません。
このあたりの詳細もこれから明らかになってくるでしょうし、4月発売の5月号ではリポートできると思います。
とにかく、日本代表にはIHFが近日中に発表するという新たな組み合わせ(あまり変わらない可能性もある)の中で、オリンピックのキップ獲得へまい進してもらいたいものです。
そして、会場がフランスから変わる可能性が出てきたことで、フランスへと向かうはずだった編集部・しん嬢の行き先も決まらないという事態になっており、こちらも大変そうです…。
カテゴリー: 日本代表
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