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2009年11月11日

第34回日本ハンドボールリーグ

 第34回日本ハンドボールリーグ第9週は、11月7、8日に男女各3試合が行なわれた。
 その中でも首位争いとなる注目の一戦が、男子が大同特殊鋼-大崎電気、女子はオムロン-北國銀行だった。
 まず女子のオムロン-北國戦は、東濱、洪、城内らのシュートで得点を重ね、前半11分までに8連続得点を奪ったオムロンが大量リードで優勢に。
 立ち上がりから大差をつけられた北國は、現在得点王の上町が1人で4連続得点を上げる活躍を見せたが、城内がサイドからスピンシュートなどを決めて流れを渡さなかったオムロンが14-8と6点のリードを奪い、前半を折り返した。
 後半に入ると一進一退の攻防が続き、後半10分過ぎから横嶋らで7連取した北國が13分17-18と1点差まで追い上げた。
 しかし、追い上げられながらも主導権を握り続けたオムロンが、ラスト2分過ぎに藤井がカットインを決め、21-19で逃げ切った。
 オムロンが首位だった北國に競り勝ち、ソニーセミコンダクタ九州とともに上位3チームが7勝2敗で並ぶ混戦となった。
 女子世界選手権(中国、12月5日~12月20日)、全日本総合選手権(香川県、12月24日~27日)の関係で来年1月23日までブレイク期間となるが、首位攻防戦はさらに激化する。
 男子の大同-大崎戦は、守り合いとなり前半10-9とロースコアな展開になったが、6:0DFで粘り強く守り、しぶとく攻めた大崎が1点リードで折り返した。
 後半は、武田のステップシュート、サイドシュートの連続得点で勢いづき「自分たちのペース」(清水監督)に引き込んだ大同特殊鋼がDFから速攻で得点を重ね16分18-14とした。
 大崎も諦めず、前田の7mT、猪妻のミドル、内田のポストで3連取し反撃したが、ラスト4分から渡久川らの3連取でリード広げた大同が24-19で大崎を下した。
 開幕から全勝で駆け抜けた大同特殊鋼が7戦全勝でがっちりと首位固め。この日、豊田合成相手に5勝目をあげたトヨタ車体が3敗ながら勝点で2位となった。
 プレーオフをかけて、これから2位以下の直接対決が行なわれ、どのチームも負けられない戦いが続く。
※今月20日に発売する12月号でもJHLの詳細が載っているので、ぜひご覧下さい。


カテゴリー: JHL
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