ベスト４が決まり残すは最終日のみ　全中２日目 | 編集部ブログ | スポーツイベント・ハンドボール編集部スタッフが取材のこぼれ話などをつづります

2015年8月24日

ベスト４が決まり残すは最終日のみ　全中２日目

岩手で行なわれている全国中学校大会は８月23日、競技２日目を迎えました。

２日目に行なわれた競技の結果は以下のとおりです。

【男子２回戦】
西條（富山）　32－25　光成（北海道）
大住（京都）　26－21　桜田（愛知）
菰野（三重）　22－19 　滝尾（大分）
岩国（山口）　31－27 　大宮（岩手）
香川一（香川）　19－17　大体大浪商（大阪）
板津（石川）　28－14　岐陽（山口）
矢巾（開催地）　35－23　市川（千葉）
豊中一（大阪府）　30－29　松橋（熊本）

【男子３回戦】
西條（富山）　34－27　大住（京都）
岩国（山口）　26－24　菰野（三重）
板津（石川）　26－24　香川一（香川）
矢巾（開催地）　26－19　豊中一（大阪）

【女子３回戦】
明倫（福井）　24－18　松橋（熊本）
朝明（三重）　30－29　大住（京都）
平針（愛知）　19－13　矢巾北（開催地）
平田（山口）　22－20　東久留米西（東京）

男子２、３回戦では地元勢の大宮と矢巾が会場を大いに盛り上げました。
23日の１試合目となった大宮－岩国（山口）の一戦は、大宮が全校応援の中勢いに乗りましたが接戦に。50分では決着がつかず延長戦にもつれると、延長戦では岩国の攻撃を抑えきれず７失点し、惜しくも敗れました。もう１つの地元チーム・矢巾は２回戦で市川（千葉）を35－23で一蹴し、3回戦の豊中一（大阪）戦でも、地元応援に後押しされて前半10－８から、後半差を広げて26－19で勝利。ベスト４入りを決めました。
また、今春の春の中学生選手権大会（春中）の王者・西條（富山）は２回戦から登場し、個々の能力の高さを披露すると光成（北海道）、大住（京都）相手にしっかりと勝ち切っています。さらに、西條と同じ北信越ブロックから今大会に出場している板津（石川）は、２回戦の岐陽（山口）戦に圧勝したのち、香川一（香川）との拮抗した戦いを制して準決勝進出を決めました。男子で最後にベスト４に滑り込んだのは岩国（山口）。２回戦の大宮戦、３回戦の菰野戦と続けて延長戦まで戦い、地元・大宮と４点差、春中４強の菰野と１点差で勝負をつけてメダル獲得を決定させました。

地元勢のプレッシャーもありながら、最後尾からチームを鼓舞した矢巾ＧＫの松嶋

女子３回戦では平田（山口）、東久留米西（東京）の強豪同士が対戦。終始互角の戦いとなりましたが、最後は２点差で平田が逃げ切りました。２回戦で、前回大会を制した港川（沖縄）を倒した平針（愛知）は、３回戦で地元の矢巾北からも勝利をあげ準決勝へ。春夏連覇の期待がかかる明倫（福井）も、松橋（熊本）を下して勝ち上がっています。また、朝明（三重）は大住（京都）との延長戦で気持ちの強さを見せて勝利をものにし、実に21年ぶりとなる４強入りを果たしました。