2015年11月9日
北海道函館市で開催中の全日本学生ハンドボール選手権(インカレ)は8日、男女の2回戦16試合が行なわれ、ベスト8が決定しました。
2回戦の結果は以下のとおり。
【男子2回戦】
中京大 28-17 立大
日大 25-24 国士大
関学大 26-25 中部大
日体大 34-29 大体大
大同大 28-22 中大
早大 34-24 東海大
朝日大 26-25 順天大
筑波大 31-13 環太平洋大
【女子2回戦】
大体大 56-11 福教大
桐蔭横浜大 35-29 同大
関西大 27-21 福岡大
筑波大 28-17 東海学園大
大教大 35-25 東海大
日体大 27-26 早大
富士大 22-15 関学大
東女体大 27-10 中京大
昨年初優勝を果たした中部大が関学大に1点届かず、2回戦敗退という波乱が起きました。DFがなかなか機能しなかった中部大は、OFでもテクニカルミスで得点が伸び悩みました。関学大にとっては、8月の西日本インカレで敗れた借りを返しました。
関東対決の日大−国士大は、残り2分2点差を追いついた日大が、延長戦でGK濱田のファインセーブもあり、押し切りました。日大は3回戦では中京大と対戦します。この対決は2012年から4年連続となります。ここまでの3戦は、中京大が2勝1敗とわずかにリード。準決勝をかけた戦いは本日の戦いも白熱することでしょう。
また、日体大−大体大の好カードは日体大が勝利。函館でのインカレ4連覇へ向けまた一歩前進しました。
そのほか大同大、朝日大、筑波大、早大がベスト8を決めました。
女子では、3連覇をめざす大体大が大勝しました。
関西大、筑波大などシード組が順当に3回戦進出。
富士大は後半途中の7連続得点で関学大を突き放し、2年ぶりの8強入り。
女子の2回戦でもっとも会場を盛り上げたのは日体大−早大の一戦。序盤は日体大がリードするも、後半25分に早大が逆転します。日体大は意地を見せ終了間際に同点に追いつきます。第一延長ではどちらも譲らず、第二延長でようやく日体大に軍配が上がりました。ワンプレーごとに選手、観客が一喜一憂し、函館の寒さを吹き飛ばすような熱い試合になりました。
本日9日は、メダルをかけた男女の3回戦が行なわれます。
組み合わせや日程の詳細は、日本ハンドボール協会HPにて。
http://www.handball.jp/games/2015/in_col/2015intercollege.htm