2015年11月20日
明日からの3連休、第40回日本ハンドボールリーグは第2週を迎え、宮城、愛知、佐賀、沖縄で男子12試合が行なわれます。
【第2週試合日程】
・11月21日(土)
宮城・フラップ大郷21
13:00~ トヨタ自動車東日本-湧永製薬
愛知・中村スポーツセンター
13:00~ 大同特殊鋼-豊田合成
沖縄・浦添市民体育館
14:00~ 琉球コラソン-北陸電力
・11月22日(日)
沖縄・浦添市民体育館
14:00~ 琉球コラソン-トヨタ車体
・11月23日(月)
宮城・フラップ大郷21
18:30~ トヨタ自動車東日本-豊田合成
佐賀・神埼中央公園体育館
15:00~ トヨタ紡織九州-大同特殊鋼
21日、今シーズンの初戦で王者・大同を22-20で破った東日本が、湧永と戦います。東日本は好スタートを切ったあとのホームでの戦い。ここでもきっちり勝ちを収めたいところです。大同戦では日本代表候補にもなっていた玉井の調子がよく、抜群の得点力でチームを率いており、今後の戦いもキーマンになりそう。
湧永はこれまでの2試合、GK志水が好セーブを連発しています。しかし、結果としては大崎と引き分け、大同に26-31の敗戦。苦しい場面で攻撃が単調になり、逆速攻を食らう場面が多く見受けられました。東日本との戦いはそこを修正して、波に乗りたい一戦となります。
愛知で戦う大同と合成は、昨シーズンの開幕戦、そして今年の国体予選でもぶつかり、合成に軍配が上がっています。プレーオフ4連覇中の大同にとっても合成は決して侮れない相手です。大同は藤江、池辺、久保(龍)など若い選手が中心となって勢いはあるものの、安定感にかけ、黒星スタート。そこを合成が突いて、ここまで2連敗中の嫌な流れを断ち切れるか。
琉球は21日、22日に地元・沖縄に北電、車体を迎えます。エース・棚原の活躍や積極的なDFで2連勝と昨年プレーオフ初出場にこぎつけた勢いは健在。第2週は昨シーズン最下位の北電はもちろん、日本代表が5人不在の車体を撃破して、早い段階で勝ち点を積んで、上位キープを狙います。
しかし、対戦相手の北電は、若い選手を中心に勝利への意欲は旺盛。15日の車体戦では後半半ばまで食らいつく粘りを見せて、相手を苦しめました。2試合目となる琉球戦も粘り強さを見せたいもの。車体は、主力5人をリオデジャネイロ・オリンピックアジア予選で欠いているため、昨シーズン出番が少なかった選手たちを動員しているものの、菅野や高木を中心とした守りは安定。攻撃力のある琉球OFとの勝負に注目です。
23日は宮城で東日本と合成が戦います。昨シーズンは、2試合とも東日本が勝利。合成はミスがめだつものの、樋口、小塩が頼りになり、速攻などで出村も活躍しています。大崎戦では失点が36と相手の攻撃力を抑えられず、DFが東日本との対戦でも課題になりそうです。
佐賀では紡織-大同戦が行なわれます。ベテラン海道が引退し、キャプテン柳はケガで不在と苦しい中で八巻、田中ら若いメンバー中心にここ2戦を戦ったものの、リズムを崩すとなかなか立て直せずに苦しい結果が続いています。この試合も大同優勢が予想されますが、相手も若手中心なだけに、ホームの利を活かして、自分たちのペースに持ち込んでいきたいところです。
11月21日の東日本-湧永の試合は湧永によるUstream配信があります。配信はこちらから。
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